空軍のミラージュ2000戦闘機

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(台北中央社)中国の軍用機が24日に台湾海峡の暗黙のラインである「中間線」を越え、台湾沿岸から24カイリ(約44キロ)近くの地点にまで到達したのを受け、国防部(国防省)は27日、中国軍のいかなる空や海の航行物であっても、警告を無視して台湾の領空や領海に強行侵入した場合、国軍は指令に基づいて自衛のために反撃能力を行使し、台湾の領空、領海の安全を固く守るとの立場を示した。

国防部作戦・計画参謀次長室統合作戦計画処の林文皇処長が定例記者会見で述べた。

国防部は24日、同日午前8時ごろ、中国軍の戦闘機「殲10」や「殲16」など延べ19機を相次いで確認し、うち8機が中間線を越えて台湾沿岸から24カイリ近くの地点にまで到達したと発表していた。

(游凱翔/編集:名切千絵)