楽天モバイルがサービスエリアマップを更新!Rakuten最強プランに合わせて合算表示に

楽天モバイルは1日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )におけるサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/ )を更新し、同日より提供開始した新料金プラン「Rakuten最強プラン」に伴って4Gについては楽天回線エリアとパートナー(au)回線エリアを合わせた「データ高速無制限エリア」として表示するようになっています。

ただし、楽天回線のみの4Gエリアについてはホームルーターサービス「Rakuten Turbo」で利用できるサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/area/ )では公開されており、確認することは可能となっています。一方、5Gについては楽天回線のSub6とミリ波でそれぞれ分けて確認できるようになっています。なお、どちらのサービスエリアマップの情報も2023年1月13日時点のデータのままです。


Rakuten最強プランのサービスエリアマップは4Gではデータ高速無制限エリア(楽天回線とau回線の合算エリア)に

楽天モバイルでは楽天回線による正式サービス「Rakuten UN-LIMIT」を2020年4月に開始し、楽天回線エリアにおけるデータ通信は使い放題、専用アプリ「Rakuten Link」での音声通話・SMSも無料で月額3,278円(金額はすべて税込)で使え、さらに何度かアップグレードされて6月1日から新料金プランのRakuten最強プランに刷新し、パートナー(au)回線エリアも含めて3GB以下なら月額1,078円、20GB以下なら月額2,178円、使い放題で月額3,278円となっています。

なお、Rakuten Linkでの音声通話・SMSはカウントフリーとなっているほか、Rakuten Linkは今年8月にパソコン(PC)向けデスクトップ版も提供予定となってます。またキャリアメールサービス「楽メール」も提供されています。今回、そんなRakuten最強プランの提供開始に合わせてサービスエリアマップが更新され、Rakuten最強プランでは楽天回線だけでなくau回線でも同じ料金となることに伴い、4Gエリアについては楽天回線とau回線の合算表示となりました。


5Gは楽天回線のみのSub6とミリ波が確認可能



楽天回線の5G拡大予定エリアは相変わらずざっくりとした地域表示のみ

ただし、楽天回線の4GエリアについてはRakuten Turboのサービスエリアマップで確認することは可能で、au回線エリアのみのサービスエリアマップについても https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/map_partner.html にて確認できるようになっています。なお、KDDIとの新協定によって新たにau回線によるローミング対象となる東京都23区や名古屋市、大阪市を含む都市部の一部繁華街のエリアについては6月1日より順次提供が開始されるとのこと。

またすでに紹介しているように新協定でもau回線のローミングはFDD-LTE方式の800MHz(Band 18)の30MHz幅(15MHz×2)のみとなっており、キャリアアグリゲーション(CA)は行えないため、理論値でも下り最大75Mbpsおよび上り最大25Mbpsとなるため、実効速度は下りなら数十Mbps程度となります。またRakuten最強プランにおいても「公平なサービス提供のため、速度制限の場合あり。環境により速度低下する場合あり」 と記載されており、Rakuten UN-LIMIT VIIでは以前に月40GBを超えると制限されていましたが、現在は撤廃されているものの、場合によっては速度制限が課せられる可能性はあります。



記事執筆:memn0ck


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