アゼアスは小動き、23年4月期業績は計画下振れもアク抜け感で売り買い交錯

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 アゼアス<3161.T>は小動き。前週末26日の取引終了後、集計中の23年4月期連結業績について、売上高が従来予想の104億1400万円から90億8100万円(前の期比4.9%減)へ、営業利益が5億6900万円から5億3100万円(同37.2%増)へ、純利益が4億2300万円から4億600万円(同52.6%増)へ下振れて着地したようだと発表したが、株価は4月下旬以降急落しており、アク抜け感からの買いも入り売り買い交錯となっている。

 防護服・環境資機材事業で、新型コロナウイルス感染症対応後の反動減により個人用保護具の上期販売が計画未達となったことに加えて、ヘルスケア製品事業で開始した日本製マスク生産について、中国のロックダウンに伴う資材調達停滞を起因とした一時的な生産減少や、円安による輸入原材料費の上昇などがあり、利益を圧迫した。

出所:MINKABU PRESS