平和不は軟調、国内有力証券が目標株価3550円に引き下げ

写真拡大

 平和不動産<8803.T>は軟調。SBI証券が24日、平和不の目標株価を3750円から3550円に引き下げた。投資判断は「中立」を継続する。平和不の23年3月期決算発表を受け、同証券は今期以降の業績予想を修正した。内幸町平和ビルでは、23年冬に外資系ホテルがリブランドオープンを予定。空室期間の賃料逸失の発生が見込まれるなかでも、インバウンド需要の取り込みが注目されるとした。ビルディング事業の物件売却益の増加などを見込み、同証券は平和不の24年3月期営業利益を123億円(従来は125億円)と予想した。

出所:MINKABU PRESS