2022-23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝カードがマンチェスター・シティ対インテルに決定した。

 インテルは16日の準決勝第2戦でミランとの“ミラノダービー”を1-0で制し、2試合合計3-0。優勝した2009-10シーズン以来、13年ぶりのファイナル進出を果たした。

 一方、シティは17日の準決勝第2戦でレアル・マドリーを4-0で撃破。2戦合計5-1とし、2シーズンぶりに決勝へと駒を進めた。

 両者が欧州CLの舞台で対戦するのは史上初となる。データ分析会社『オプタ』の公式ツイッター(@OptaJoe)によると、同大会ファイナルで初対決が実現するのは、2004-05シーズンにリバプールがミランを相手に0-3から追い付き、PK戦の末に優勝を果たした“イスタンブールの奇跡”以来。今回の決勝会場もイスタンブールとなっており、同社は「不気味だ」と記している。

 また、シティにはFWフリアン・アルバレス、インテルにはFWラウタロ・マルティネスと、アルゼンチン代表として昨年のカタールW杯を制した選手が所属。アルゼンチン『TyCスポーツ』によれば、同じシーズンにW杯と欧州CLのタイトルを獲得した選手は過去に11人存在しており、どちらかが史上12人目の快挙を達成することも決まった。