サンユウ<5697.T>がウリ気配スタートとなっている。11日の取引終了後に発表した24年3月期連結業績予想で、営業利益4億8000万円(前期比55.3%減)と大幅減益を見込み、年間配当予想で前期比18円減の14円を予定していることが嫌気されている。

 自動車生産の回復などを背景に売上高は270億円(同12.8%増)を見込むものの、各種原料価格の乱高下を背景とした鋼材価格の大幅な変動及びエネルギーや副資材の価格上昇によるコストへの影響を織り込んだ。

 なお、23年3月期決算は、売上高239億3500万円(前の期比13.6%増)、営業利益9億6600万円(同9.9%減)だった。

出所:MINKABU PRESS