ソフトバンクGが続落、前期9701億円の最終赤字が重荷
ソフトバンクグループ<9984.T>が続落した。11日の取引終了後、23年3月期の連結決算を発表した。売上高は前の期比5.6%増の6兆5704億3900万円、最終損益は9701億4400万円の赤字(前の期は1兆7080億2900万円の赤字)だった。2期連続で最終赤字となったことが株価の重荷となったようだ。
ソフトバンク事業やアーム事業は増収となったが、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業からの投資損失が膨らんだ。SBGと国内の資金調達子会社のドル建てによる債務や現預金・貸付金に関して、為替が円安に振れたことで、為替差損が発生。アリババ 株の上昇に伴って、同社株を利用した先渡売買契約に関するデリバティブ関連損失も発生したという。
24年3月期の業績予想は開示していない。今期の年間配当は前期と横ばいの44円を予定する。
出所:MINKABU PRESS
ソフトバンク事業やアーム事業は増収となったが、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業からの投資損失が膨らんだ。SBGと国内の資金調達子会社のドル建てによる債務や現預金・貸付金に関して、為替が円安に振れたことで、為替差損が発生。アリババ 株の上昇に伴って、同社株を利用した先渡売買契約に関するデリバティブ関連損失も発生したという。
24年3月期の業績予想は開示していない。今期の年間配当は前期と横ばいの44円を予定する。
出所:MINKABU PRESS