東京株式(寄り付き)=やや売り先行、米CPI通過も上値重い展開に
11日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比11円安の2万9110円と続落。
売り買い交錯もやや軟調なスタート。前日の欧州株市場がほぼ全面安に近い状況だったほか、米国株市場でも景気敏感株中心に荒い値動きでNYダウは結局3日続落となった。4月の米消費者物価指数(CPI)はインフレの鈍化傾向を示したものの事前の市場予測と一致しており、FRBによる利上げ打ち止めの確証がつかめない状況にある。また、債務上限問題に関する先行き不透明感も嫌気されている。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は上昇したが、外国為替市場でドル安・円高が進んでいることで、東京市場ではハイテクセクターに重荷となりやすい。
出所:MINKABU PRESS
売り買い交錯もやや軟調なスタート。前日の欧州株市場がほぼ全面安に近い状況だったほか、米国株市場でも景気敏感株中心に荒い値動きでNYダウは結局3日続落となった。4月の米消費者物価指数(CPI)はインフレの鈍化傾向を示したものの事前の市場予測と一致しており、FRBによる利上げ打ち止めの確証がつかめない状況にある。また、債務上限問題に関する先行き不透明感も嫌気されている。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は上昇したが、外国為替市場でドル安・円高が進んでいることで、東京市場ではハイテクセクターに重荷となりやすい。
出所:MINKABU PRESS