日経レバが商い膨らませ動兆、日銀決定会合後のリスクオンの地合い映す◇

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 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570.T>が後場に入り一気に商いを膨らませ上げ足を強めている。日経平均に連動するように組成されたETFで価格変動率が日経平均のほぼ2倍と大きく、全体相場のボラティリテイが高まると、個人投資家を中心とした短期資金が値幅取り狙いで活発に売り買いを行う傾向がある。きょうは日銀金融政策決定会合の結果が「現状維持」で、注目されたイールドカーブ・コントロールの政策変更などもなかったことで、全体相場がリスクオンに傾いた。日経平均の上昇に歩調を合わせる形で日経レバも一時1万5700円近くまで上昇する場面があった。売買代金は全市場を通じて、レーザーテック<6920.T>と三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>に次ぐ第3位となっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS