外為サマリー:133円60銭前後で推移、重要イベント前に売買手控えも

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 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=133円64銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=146円84銭前後と同1円10銭強のユーロ安・円高で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、米消費者信頼感指数など景気指標がさえなかったほか、米地銀のファースト・リパブリック・バンク<FRC>の1~3月期決算が巨額の預金流出が響き大幅減益となったことが嫌気され、ドル安・円高が進行した。ただ、この日の東京市場に移ってからは133円60銭台を中心とする一進一退が続いた。27~28日に植田日銀総裁になって初の日銀金融政策決定会合があるほか、週末にかけ米国での重要な経済指標が発表されることから、積極的な売買は見送る動きが強まった。今晩は米3月耐久財受注などが発表される。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0988ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS