藤田観、京都ホテルなどホテル関連株が逆行高、インバウンド効果で単価上昇が顕著に◇

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 藤田観光<9722.T>が3連騰で連日の年初来高値更新となったほか、京都ホテル<9723.T>が急反発、共立メンテナンス<9616.T>、ベルーナ<9997.T>、ABホテル<6565.T>などホテル関連株の上値指向が鮮明だ。前日の欧米株市場では金融株やハイテク株が売り込まれており、その流れが東京市場にも波及しているが、内需系の消費関連銘柄はインバウンド需要の追い風が株価にプラスに働いている。特に、モノ消費よりもコト消費に対する訪日客のニーズの強さが浮き彫りとなっている。そうしたなか、宿泊施設の需要が爆発的に伸びており、単価上昇傾向も著しいことから、ホテル関連株への投資資金流入が加速する状況となっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS