明星工業は買い優勢、23年3月期収益と配当の大幅増額修正を材料視

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 明星工業<1976.T>は地合い悪のなか買い優勢のスタートとなった。同社は熱絶縁工事に強みを持つ建設工事会社で、LNG工事では国内首位の実績を持つ。高水準の受注残を武器に足もとの収益が急拡大している。25日取引終了後、23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の56億円から68億円(前の期比27%増)に大幅増額した。また、好業績を背景に株主還元も強化し、年間配当は従来計画の28円から36円(前の期実績は30円)に大幅上乗せすることも併せて発表した。配当利回りは前日終値換算で4%近くに達し、配当利回りの高さが強く意識される状況となっており、収益上方修正と配当増額を材料視する買いを引き寄せている。

出所:MINKABU PRESS