東京株式(寄り付き)=売り優勢、米株大幅安受けリスクオフ

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 26日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比141円安の2万8478円と反落。

 前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要株価指数が揃って大きく下げる展開となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は2%近い下落率となった。米地銀の一角が預金流出を嫌気され株価を暴落させたことで、金融システム不安が再燃し全体相場の重荷となっている。東京市場でもリスクオフの流れを引き継ぎ、広範囲に売りが波及する状況に。外国為替市場でドル安・円高が進んでいることも市場センチメントを冷やす形となっている。今週末に日銀の金融政策決定会合を控えるほか、国内企業の決算発表が徐々に本格化するなか、全般様子見ムードが強く押し目に買いに向かう動きも限定的だ。

出所:MINKABU PRESS