那須町の動物園では、3月に生まれた世界一かわいいとも言われる動物の赤ちゃんの一般公開が4月14日から始まります。

 黒と白の毛のコントラストが特徴的で、ぬいぐるみのようなヒツジ、「ヴァレーブラックノーズシープ」の赤ちゃんです。那須どうぶつ王国では3月9日に2頭の赤ちゃんが生まれ、すくすくと育っています。

 「ヴァレーブラックノーズシープ」は、スイスのヴァレー地方が原産の希少な品種で、一般公開をしているのは国内で2カ所のみです。

 世界で最もかわいいヒツジとも呼ばれていて、2頭の赤ちゃんの大きさは12日時点で体長およそ40センチメートル、体重は7キロほどです。

 担当者によりますと、園の定休日だった12日は、実際の展示場に慣れるための練習を初めて行い、お母さんの周りを元気に跳び回っていたということです。

 1年ほどで大人の大きさに成長するということから、赤ちゃんの姿をみられるのは今だけです。一般公開は、4月14日からの予定です。