目黒川沿いでお花見デートへ!中目黒を散歩がてら立ち寄りたいレストラン8選
今週末は桜も見ごろで、ようやくの晴れ模様!お花見を考えている方も多いのでは?
東京で鉄板のお花見スポットといえば、やっぱり目黒川沿い。
今年は、4年ぶりに「中目黒桜まつり」が開催され、シーズン最高の賑わいを見せている。
そこで今回は、目黒川沿いをお散歩デートがてら行きたい、中目黒のレストランをたっぷりとご紹介!
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
1.東京のお洒落な「鳥焼肉」店の元祖がここだ!
焼鶏 あきら
目黒川沿いに位置するこちらのお店。京都の川床を思わせる風情のある空間で、朝挽きした新鮮な鶏肉のさまざまな部位を“焼肉”スタイルで堪能することができる人気店だ。
炭火で焼く鶏肉は、噛むほどに旨みがあふれる親鶏を使用し、部位は12種前後を揃える。注文に迷ったときは、7種を食べ比べることができる盛合わせがおすすめ。タレや薬味を合わせることで部位の個性が際立ち、ヘルシーさも相まって箸がすすむ。
桜のシーズンに予約が殺到するのが、ガラス窓側の席。新緑の季節も清々しい気分になれると評判で、目黒川沿いでのお散歩デートがてらの定番といえる一軒だ!
2.大人の中目黒デートに! 鮨×アートを楽しむ名店
宇田津 鮨
中目黒駅から少し離れた住宅街に潜む隠れ家鮨。オーナーは世界中の名だたる店を食べ歩く食通でアートへの造詣も深く、かつ鮨をこよなく愛する人。自身が尊敬するアートと鮨を融合させたのがこの店だ。
モルテックスのグレーの壁にはモダンアートが飾られ、店内はさながらギャラリーのよう。アートは季節ごとに作家が替わり、常に見応え十分だ。カウンターに腰をおろすと、目の前のアートは意外や凛とした美しさを放つ江戸前鮨と絶妙に調和する。
鮨は丁寧な技法と情熱によって生まれる握りで、海の恵を噛みしめる喜びに溢れている。鮨好きの舌をも納得させる鮨屋であり、“大人の遊び場”と例えたくなるほどユニークな一軒だ。
3.池尻大橋と中目黒の中間。開放的な気分で寛げる小粋なビストロ
メロウ アオバダイ
池尻大橋と中目黒のどちらの駅からも歩いて10分強。目黒川沿いを一本曲がると辿り着く人気ビストロだ。足を踏み入れると、小洒落た客たちで賑わうカウンターが現れ、活気あるスタッフが明るく出迎えてくれる。
料理はビストロメニューを主体に「堅苦しくならずに食べたいものを一皿から楽しんでほしい」と、パスタやカレーまでそろう自由なラインナップ。どの逸品もカジュアルな価格帯なのも嬉しいポイントだ。
店内にはソファ席やテーブル席もあるが、存在感抜群のフルフラットなカウンター席が主役。フレンドリーなスタッフとゲストで連日心地良く賑わう。目黒川沿いの桜を愛でながら歩いているうちに、店へ到着…そんな、この時期の中目黒デートの醍醐味がつまったアプローチができる!
4.美味しすぎる燻製料理を妖艶な一軒家で!
ナカメグロ 燻製 アパートメント
駒沢通り下の高架をくぐって徒歩1分、ビンテージマンションのような趣の白い壁の一軒家。扉こそ重厚だが、中へと一歩足を踏み入れれば、知人の別荘を訪ねたような温かな雰囲気でリラックスモードへと誘われる。
ここで味わえるのは、冷燻、温燻、熱燻と3種類の燻製法を駆使した料理の数々だ。「素材によっては4時間以上、燻製庫で寝かせます」とシェフの杉山さんが話すとおり、その味わいは本格派。薫香がもたらすふくよかな香りと旨みを素材ごとに食べ比べれば、会話が弾むことは確実である。
メインフロアの3階は、壁に設置された書架に洋書が並び、まるでライブラリーラウンジといった空間。界隈のグルメ事情を知り尽くすこなれた大人しかいない、とっておきの名店だ!
5.半地下の極上イタリアンで、誰にもバレずに桜を見上げられる
オンダ トウキョウ
王道の池尻大橋方面とは反対の目黒川沿いにたたずみ、半地下へと誘う入り口に控えめに明かりが灯る。まるでエアポケットのように周囲の喧騒から隔絶された隠れ家イタリアンで、満開の桜を“ふたり占め”できると評判を呼ぶ。
三島、シチリアと、海と密接な土地のイタリアンで修業した経験を生かし、シェフの中村さんはメイン以外のほとんどを魚介で勝負する。中でも店のシグネチャーともいうべき「魚介のサラダ仕立て」の華やかさは、満開の桜にも引けを取らない。
目黒川を臨むカウンター席は、4席限定のプラチナシート。目線の高さの窓部分はすりガラスで、川沿いを歩く花見客と視線が交差する心配もない。ゆったりと恋人と過ごすひと時に浸れる一軒だ!
6.中目黒で大人の和食デートならここへ!
楽食ふじた
山手通り沿いという、駅からそれなりに歩く立地ながら美食家たちで連日賑わう隠れ家和食。客層は30代後半以上という落ち着いたムードが漂う一軒で、扉を開ければ若い女将がやさしく出迎えてくれる。
名店出身の店主による料理は刺身から焼き魚、ちょっとした酒の肴に揚げ物、土鍋ご飯まで。居酒屋のそれとは一線を画すであろうことは、達筆なメニューが物語る。美味しい和食をアラカルトで味わえて、しかもポーションの調整にも快く応じてくれるからありがたい。
心地良い店内では、毎夜、ゲストたちが思い思いのひと時をゆったりと楽しむ。大人の中目黒デートの代表格といえる一軒なのだ!
7.料理と空間にセンスの良さが光る、大人好みな本格ビストロ
ニュイ
山手通りの『上島珈琲』から近く、住宅街に向け斜めに入っていく路地は人気店が点在する通り。ここに居を構えるのがこちらのビストロだ。
同店でいただけるのは、食材の味わいを引き出した料理。調味料は最低限にし、旬の食材の力を、組み合わせの妙で引き出していく。ひと皿ごとに驚きが散りばめられた絶品料理は、ナチュールを中心とした豊富なワインとともに楽しみたい。
ダークグリーンの壁面に白いウッドの什器が映える店内は、小ぢんまりとしてアットホーム。奥行きを広めに取ったカウンターの居心地は抜群で、決して広くない店内だが、ゆとりさえ感じられる空間に仕上がっている。肩肘張らない上質な夜を過ごせる一軒だ!
8.お洒落焼肉の先駆者が手掛けた、“韓国創作すき焼き”の店
韓すき 東山
2000年に世田谷の高級住宅街にオープンし、不動の地位を確立している焼肉店『韓てら』。デートにもぴったりと人気のスタイリッシュな焼肉店が、新機軸として中目黒に開いたのが、唯一無二の“韓国創作すき焼き”店であるこちらの一軒だ。
メニューはコースのみ。いずれも、美しい九谷焼で供される濃厚なコムタンスープに始まり、『韓てら』でも人気の自家製キムチや沖縄産もずく、小鉢などといった多彩な前菜ののち、主役の「韓すき」が登場する流れである。
「韓すき」とは、薄切りの黒毛和牛に特製の生ダレを絡めて焼き、新鮮な野菜に包んで自家製の薬味を添えつつ味わう、完全オリジナルの鍋。「ストウブ」のキャセロール鍋でじゅうじゅうと焼かれる肉は甘辛いタレをたっぷりと纏い、五感を大いに刺激する。肉の達人が誇る自慢の品々を、思う存分堪能したい!