チューリップ賞・モズメイメイと武豊騎手 (C)masamasa

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 4日、阪神競馬場で行われたG2・チューリップ賞は、武豊騎乗のモズメイメイがハナ差で逃げ切りを決め、桜花賞への優先出走権を獲得した。また、このレースで馬場入場の誘導を福永祐一技術調教師が務めた。

チューリップ賞、勝利ジョッキーコメント
1着 モズメイメイ
武豊騎手
「ギリギリでしたけどね、よく頑張ってくれました。行く馬がいれば行かそうと思っていたんですけど、速かったので、切り替えました。前走より馬が行きたがる感じはあったんですけど、こういう軽い馬場はすごく合っているみたいで、良いペースで走れましたね。最後は来るなと思ったんですけど、一旦リード取れたらいいなと思っていたので、そのリードが効いたかなと思います。この阪神1600で2連勝ですから、条件は間違いなく良いと思いますし、良いレース出来るんじゃないですかね。今日の勝利は誘導馬が良かったと思います(笑)。(福永さんに一言お願いします)開業したら乗せてください(笑)」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 4日、阪神競馬場で行われた11R・チューリップ賞(G2・3歳オープン・牝・芝1600m)は、武豊騎乗の7番人気、モズメイメイ(牝3・栗東・音無秀孝)が勝利した。ハナ差の2着にコナコースト(牝3・栗東・清水久詞)、3着に2番人気のペリファーニア(牝3・美浦・鹿戸雄一)が入った。勝ちタイムは1:34.0(良)。

 1番人気で戸崎圭太騎乗、ドゥーラ(牝3・栗東・高橋康之)は15着、3番人気でM.デムーロ騎乗、ルミノメテオール(牝3・美浦・金成貴史)は4着敗退。

【こぶし賞】武豊騎乗 モズメイメイが人気に応える

ハナ差凌ぐ

 武豊騎乗の7番人気、モズメイメイがゴール前の大接戦を制して見事な逃げ切りを決めた。レースでは絶好スタートからスムーズに先手を奪い、武豊騎手が操るマイペースの逃げを展開。1馬身半ほどのリードを保ち直線へ向くと、手応えを残してもうひと粘り。ゴール前は外からコナコースト、ペリファーニアが迫ったが、際どくハナ差で凌ぎ切った。このレースの1着から3着馬には桜花賞(4月9日・阪神・G1・芝1600m)への優先出走権が与えられる。

モズメイメイ 4戦3勝
(牝3・栗東・音無秀孝)
父:リアルインパクト
母:インラグジュアリー
母父:Frankel
馬主:キャピタル・システム
生産者:社台ファーム

【全着順】
1着 モズメイメイ
2着 コナコースト
3着 ペリファーニア
4着 ルミノメテオール
5着 ルカン
6着 ダルエスサラーム
7着 キタウイング
8着 アリスヴェリテ
9着 マラキナイア
10着 サーマルソアリング
11着 カフジキアッキエレ
12着 アンリーロード
13着 バースクライ
14着 エクローサ
15着 ドゥーラ
16着 レミージュ
17着 ワレハウミノコ