【じゃないケーキ】ドライフルーツ…ならぬ「干し芋入りパウンドケーキ」作ってみた!ねっとり濃密♡【農家直伝】
手作りスイーツの定番と言えばのパウンドケーキ。プレーンで焼き上げてもいいし、ドライフルーツを散らしてもまた風味がアップ。なのですが…干し芋の聖地・茨城県では、ここで干し芋の出番!いやー、そうきましたか。確かにドライフルーツを干し芋に置き換えても、濃厚風味は共通だしイケそうな気が、いや、イケるに違いない!作って確かめますか♪
【料理温故知新】さつまいも…普通に食べてもうまいけど「干したら」メチャうま!【サステナ昭和暮らし】
今回レシピを教えてくれたのは、干し芋生産量日本一を誇る茨城県(農林水産省調べ)内、ひたちなか市・小池農園の小池一彰さん・幸代さん夫妻。4代続く熟練の干し芋農家です。
お2人いわく、干し芋はそのまま食べる以外にも使い道があるそうで…。
「干し芋って水分が飛んでる分、さつまいもの風味が濃厚なんですよ。だからパウンドケーキの具材に使えばワンランクアップ間違いなし!さつまいも好きな方にこそ、チャレンジしてもらいたいですね」(幸代さん)
パウンドケーキの具材ですと…超干し芋推しのわたしとしては、そのまま食べたいところですが、干し芋のプロの言うことだから間違いない!さっそく作ってみます♪
さつまいもの風味がブワッ「干し芋入りパウンドケーキ」
材料(18㎝パウンドケーキ型1個分)
干し芋…6~7枚(180g)
牛乳…90ml
卵…2個
砂糖…70g
無塩バター…100g
ホットケーキミックス…200g
作り方
1. 干し芋は5mmくらいの角切りにし、牛乳にひたしておく。オーブンを170℃に温めておく。
干し芋を牛乳にひたすことで、くっついている干し芋が離れて混ぜやすくなります。
2. 無塩バターを600Wのレンジで20秒加熱して柔らかくし、砂糖を加えて練るように混ぜる。
3. 卵を溶いて2に4~5回に分けて加え、混ぜ合わせる。さらにホットケーキミックスを加えてヘラで切るように混ぜる。
4. 3に角切りにした干し芋と牛乳を加えて混ぜ合わせる
5. 型に流し入れ、170度のオーブンで40分焼く。竹串を刺して生地がついてこなければ完成。
オーブンを開けた途端に甘い香りがふんわり漂ってきます…!
香ばしい焼き色を見てるだけで嬉しい~!冷ましてからカットしてみると…
切り口からも分かるハンパない干し芋の量!黄金色に輝く干し芋は果たしてどんな味になってるんでしょうか?さっそくいただいてみます。
…お~、いつもの干し芋以上に、甘くてねっとり濃厚な味わいです!
生のさつまいもを使ったパウンドケーキとはまったくの別物!干し芋の凝縮した風味によって、ホケミを使った簡単お菓子とは思えないほどのクオリティに仕上がっています。
バターをたっぷり使っていることも功を奏しているのか、なんだかスイートポテトを食べてる気分♡でも生地はふんわりしているので不思議な感覚。
一口食べただけで幸福感がすごいです。これ食べた人は全員笑みがこぼれると思いますよ(笑)。
ラップして冷蔵保存すれば、3日はおいしく食べられることが分かりました。食べる時はトースターで軽く温めると、外側がサクッ、中がふんわりしっとりで、焼きたてのおいしさがよみがえります♪
子どもたちには朝食やおやつとして出してみましたが、あっという間に完食。「絶対また作って欲しい」とリクエストまでもらっちゃいました!
身近な材料で作れるし、わが家の新しい干し芋の食べ方として定着しそうです◎
干し芋でこんなに濃厚なパウンドケーキが作れるなんて驚き!ぜひ皆さんも、干し芋アレンジを楽しんでくださいね♪
干し芋作りに欠かせない道具たち
干し芋作りは、ふかし芋を作るところからスタート。大量のふかし芋を作るのに活躍するのが、作業場の外に設置されたボイラーです。
「芋の大きさにもよりますが、だいたい1時間15分くらい加熱します。ボイラーは1日4回転させるんですが、量にすると900kgぐらいの芋をふかすことになりますね」(一彰さん)
ボイラーは朝4時前には稼働。この日も次々とふかし芋が出来上がり、あたりにはおいしそうな香りが漂っていました。
「カットにはステンレス製のスライサーを使って9mmほどの厚さにします。生産がピークを迎える時期は、昔使っていた木製のスライサーも引っ張り出してるんですよ」(一彰さん)
昔の道具もまだ現役とは驚き!「機械化できる部分はしていますが、やはり昔ながらの手作業じゃないと作れないですね」と一彰さん。熟練の技で仕上げた干し芋が、今年も多くの人に届けられます。
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「干し芋って水分が飛んでる分、さつまいもの風味が濃厚なんですよ。だからパウンドケーキの具材に使えばワンランクアップ間違いなし!さつまいも好きな方にこそ、チャレンジしてもらいたいですね」(幸代さん)
パウンドケーキの具材ですと…超干し芋推しのわたしとしては、そのまま食べたいところですが、干し芋のプロの言うことだから間違いない!さっそく作ってみます♪
さつまいもの風味がブワッ「干し芋入りパウンドケーキ」
材料(18㎝パウンドケーキ型1個分)
干し芋…6~7枚(180g)
牛乳…90ml
卵…2個
砂糖…70g
無塩バター…100g
ホットケーキミックス…200g
作り方
1. 干し芋は5mmくらいの角切りにし、牛乳にひたしておく。オーブンを170℃に温めておく。
干し芋を牛乳にひたすことで、くっついている干し芋が離れて混ぜやすくなります。
2. 無塩バターを600Wのレンジで20秒加熱して柔らかくし、砂糖を加えて練るように混ぜる。
3. 卵を溶いて2に4~5回に分けて加え、混ぜ合わせる。さらにホットケーキミックスを加えてヘラで切るように混ぜる。
4. 3に角切りにした干し芋と牛乳を加えて混ぜ合わせる
5. 型に流し入れ、170度のオーブンで40分焼く。竹串を刺して生地がついてこなければ完成。
オーブンを開けた途端に甘い香りがふんわり漂ってきます…!
香ばしい焼き色を見てるだけで嬉しい~!冷ましてからカットしてみると…
切り口からも分かるハンパない干し芋の量!黄金色に輝く干し芋は果たしてどんな味になってるんでしょうか?さっそくいただいてみます。
…お~、いつもの干し芋以上に、甘くてねっとり濃厚な味わいです!
生のさつまいもを使ったパウンドケーキとはまったくの別物!干し芋の凝縮した風味によって、ホケミを使った簡単お菓子とは思えないほどのクオリティに仕上がっています。
バターをたっぷり使っていることも功を奏しているのか、なんだかスイートポテトを食べてる気分♡でも生地はふんわりしているので不思議な感覚。
一口食べただけで幸福感がすごいです。これ食べた人は全員笑みがこぼれると思いますよ(笑)。
ラップして冷蔵保存すれば、3日はおいしく食べられることが分かりました。食べる時はトースターで軽く温めると、外側がサクッ、中がふんわりしっとりで、焼きたてのおいしさがよみがえります♪
子どもたちには朝食やおやつとして出してみましたが、あっという間に完食。「絶対また作って欲しい」とリクエストまでもらっちゃいました!
身近な材料で作れるし、わが家の新しい干し芋の食べ方として定着しそうです◎
干し芋でこんなに濃厚なパウンドケーキが作れるなんて驚き!ぜひ皆さんも、干し芋アレンジを楽しんでくださいね♪
干し芋作りに欠かせない道具たち
干し芋作りは、ふかし芋を作るところからスタート。大量のふかし芋を作るのに活躍するのが、作業場の外に設置されたボイラーです。
「芋の大きさにもよりますが、だいたい1時間15分くらい加熱します。ボイラーは1日4回転させるんですが、量にすると900kgぐらいの芋をふかすことになりますね」(一彰さん)
ボイラーは朝4時前には稼働。この日も次々とふかし芋が出来上がり、あたりにはおいしそうな香りが漂っていました。
「カットにはステンレス製のスライサーを使って9mmほどの厚さにします。生産がピークを迎える時期は、昔使っていた木製のスライサーも引っ張り出してるんですよ」(一彰さん)
昔の道具もまだ現役とは驚き!「機械化できる部分はしていますが、やはり昔ながらの手作業じゃないと作れないですね」と一彰さん。熟練の技で仕上げた干し芋が、今年も多くの人に届けられます。
小池農園
小池一彰さん・幸代さん
120年続く干し芋農家の4代目。味と品質にこだわり、昔ながらの手作業と機械を併用して、おいしい干し芋を作り続けている。3年前から始めた通販サイトをきっかけに全国的にファンが増え、シーズンの秋になるとすぐに売り切れてしまうほど。安全で衛生的な干し芋を生産している証「ほしいも三ツ星生産者」の認定を受けている。
Instagram:https://www.instagram.com/hoshiimo_koike/
公式サイト:
https://www.koike-farm.com/