都会と住宅街のいいとこ取り。 「中野坂上」で穏やかに暮らそう
「楽しみながら生活を豊かに」をコンセプトのウェブマガジン『REISM STYLE』より、生活の中のさりげないワンシーンやアイテムを通して自己表現できる、とっておきの楽しみ方をご紹介いたします。
東京メトロ丸ノ内線と、都営地下鉄大江戸線が乗り入れている「中野坂上」駅。新宿駅までは電車で4分、徒歩でも20分程度という高い利便性を誇る。東京駅や渋谷駅にも20分前後でアクセスできる立地にありながら、落ち着いた住環境を手に入れられることが魅力だ。エリアの東部から南部にかけて走る神田川のように穏やかな空気に包まれた街なら、等身大でのんびりと一人暮らしを楽しめる。
オフィス街でありながら、開放感のある街並み。
駅周辺にはオフィスビルが多く立ち並び、都会的な雰囲気を醸し出す「中野坂上」。ビジネス街としての印象が強いが、実は駅から離れると住宅街が広がっている。都会の賑やかさと住宅街の穏やかさ、両方の魅力を享受できる街なのだ。特に多くの人が利用する駅前エリアには、飲食店が集まっておりとても便利。チェーン系のレストランや居酒屋、ファストフード店はもちろん、おしゃれな個人店もあり、選択肢が豊富だ。その時の気分で、ふらっと立ち寄れる。同じく駅前にスーパーやドラッグストア、コンビニがいくつもあることも嬉しいポイント。
神田川沿いには、散歩にぴったりな遊歩道が続いている。四季折々の風景を眺めながら、近隣エリアまで足を伸ばしても良さそうだ。ランニングやウォーキングをするなら山手通りもおすすめ。歩道の幅が広いため走りやすく、ランナーからの人気が高い。また、「宝仙寺」や「成願寺」などの由緒あるパワースポットも点在しており、訪れればエネルギーをもらえそう。
おしゃれなスポットが次々オープン。行きつけを見つけて、暮らしをさらに楽しく。
カジュアルな雰囲気の「Giotto」は、居心地のいいイタリアンレストラン。モーニングからディナーまでいつでもおいしい食事を楽しめるとあって、地元住民から人気を集めている。特に、サラダとミニドルチェ、ドリンクがセットになったランチメニューはとってもお得。メインは創作パスタか店内の釜で焼き上げる本格ピッツァを選べるので、両方を選んで複数人でシェアするのもおすすめだ。
中野坂上駅と東中野駅の中間にある「なかなかの」。昼はカフェ、夜はバーのスタイルで営業しており、好きな時にふらっと立ち寄れるのが嬉しい。とろっとした舌触りのバスクチーズケーキや、小腹が空いたときに食べたいホットサンドなど、軽食メニューも充実している。静かな空気が心地よく、一人の時間を楽しむのにぴったり。
新しい文化との出会いは、意外とすぐそばに。
2022年2月に新しく開館した「中野東図書館」は、近所にあると嬉しい施設。綺麗で開放感があり、本好きもそうでない人も過ごしやすい空間だ。蔵書数はなんと17万冊。さらに閲覧スペースが充実しているほか、コワーキングコーナーも設けられているため、読書だけでなく、集中して作業したい時にも活用できる。一日ゆったりと読書をして過ごせば、知らなかった世界に出会えるかも。
中野坂上駅から徒歩3分の距離にある「宝仙寺」は、平安時代後期にひらかれたお寺。高い空と澄み渡った空気が気持ちよく、訪れるたびに気持ちがリセットされそうだ。立派な本堂や三重塔のほか、珍しい「石臼塚」が目を引く。かつてそば粉の製粉業が盛んだったという、中野の歴史の一端に触れられる。また、駅から長者橋方面へ向かうと「成願寺」というお寺もある。こちらのお寺には、東京都最大の防空壕や鍋島家の墓所などが残っており、歴史的な見どころがたくさん。ぶらりと街歩きをしながら、大人の遠足を楽しんでみては。
※この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています。