テレビ朝日系新ドラマ『リエゾン−こどものこころ診療所−』(20日スタート 毎週金曜23:15〜※一部地域除く)のトーク取材会が15日に茨城県のロケ地で開催され、俳優の山崎育三郎、女優の松本穂香、栗山千明が登場した。

左から松本穂香、山崎育三郎、栗山千明=テレビ朝日提供

今作は郊外の児童精神科クリニック「さやま・こどもクリニック」を舞台に、自らも発達障害を抱える院長・佐山卓(山崎)と研修医・遠野志保(松本穂香)の凸凹コンビが、発達障害を抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿を描くヒューマンドラマ。

取材会は、今作の舞台「さやま・こどもクリニック」のロケ地で行われた。撮影の合間には山崎がセットにあるピアノを弾いて遊んでいると、訪問看護士・川島雅紀役の戸塚純貴がそれを伴奏に歌うこともあるそうで、先日は「『ドライフラワー』を、涙を流しながら熱唱してくれました(笑)」と明かす。山崎のピアノの腕前は松本も栗山も「すごいですよ!」と感動しきりで、山崎は「弾くのが当たり前になってきているので、最近は僕がピアノを弾いていても誰も聴いていないです。すっかりBGMになっています(笑)」と寂しそうに語った。

トーク会での「あなたにとっての癒やしは?」という質問には、2022年12月に第3子が誕生した山崎が、「赤ちゃんはまだミルクしか飲んでいないので、口の匂いがたまらなくて、ずっと嗅いでいます。なんとも言えない甘い、優しい香りがするんです。それが今一番癒やされますね」とメロメロの表情。さらに、最近感じた幸せについて「絵本」を挙げ、「自分の子どもたちに絵本を読んでいる時に感動して読みながら泣いてしまったのですが、両サイドを見たら子ども2人も泣いていたんです。その時に幸せを感じて思わず2人を抱きしめました」と、心温まるエピソードを披露した。



今作には子役も多数登場。山崎は「僕たちは子どもが大好きなので、その存在に毎回癒やされています。この前、すごく面白い子がいたんです。それにハマッてしまって、撮影が止まるくらいツボに入って大笑いしちゃうようなこともありました。子どもたちが本当に素晴らしいんですよ! 日本を代表するような子役たちが集まってくれていますので、日々その芝居に心を動かされています」と語った。