松井大輔が培った「海外で馴染む秘訣」。三竿健斗もナットク

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『DAZN』で毎週木曜日に更新されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。

元日本代表DFの内田篤人がMCを務め、サッカー界の様々な人物をゲストに呼んでトークを繰り広げている。

今回は鹿島アントラーズからポルトガル1部のサンタ・クララに移籍したMF三竿健斗がリモートで出演。

海外でのプレー経験がある内田篤人や松井大輔と以下のように話していた。

内田篤人

「鹿島から移籍するときは悩んだ?」

三竿健斗

「いろいろ考えました。昔から海外で活躍したいという気持ちはあったんですけど、なかなか実現せず、結婚もして家族もできたので。

条件や環境も含めて最善の選択なのか考えましたけど、やはり自分が後悔しないような選択は何なのかと考えて決断しました。ワクワクだけですね、不安は全くないです。

ボランチで勝負したいですね。ボランチで来て欲しいと言われています。言葉はまだあまり勉強してないですね」

また、海外でのプレー経験が多い松井大輔は、三竿健斗から「どんなことを意識してプレーしていましたか?」と聞かれて以下のように話していた。

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松井大輔

「一番は結果を残すこと。それが選手全員のリスペクトをもらえる。二つ目は言葉をやること。できないのなら結果を残すしかない。どちらかを示さなければみんなの信頼は得られない。

それを一番最初にやることが一番大事ですね。あと言葉がわからなくてもいいんで、喋りかけるとか、仲良くする。そうするとボールが来る。

ボールが来なければプレーはできない。なのでそれを考えながら、話しかけたり、近いポジションの人たちと喋ったり、ゴールを決めてくれそうなやつを見ておく。

あと監督とはコミュニケーション取りながら、自分は献身的にやりますよというのをアピールしておけば大丈夫かなと。

自分が出られなかったときは絶対に話に行ったほうがいい。なぜ出られないのか、何が必要なのか、それを言わなければいけない。今オレは調子いいとか、自己主張は求められるし、求めていかないと。

海外は本当に結果しか見ない。ボランチであっても2〜3点くらい取ってくれると使いやすい。

あとボランチはやはり潰せないといけない。少しでも当たり負けすると『あいつ弱いな』と言われたりする。そこは日本と全く違う基準があるので、それを理解してプレーした方がいい」