スニーカーの種類にはどんなものがある?各種おすすめモデルも紹介
スニーカーは、機能性やデザイン性、素材などによってさまざまな種類が展開されており、運動からお出かけ、通勤といったいろいろなシーンで活躍します。
この記事では、スニーカーの種類を「履き口の高さ」「素材・生地」「デザイン」「目的・用途」の4つに分類し、それぞれの特徴や違いを紹介します。
スニーカーの種類【履き口の高さ】
まずは、履き口の高さによる違いについて解説します。
ローカット
ローカットスニーカーとは、足のくるぶしよりも下でカットされているスニーカーのことです。
スニーカーのなかで最も定番のタイプで、着脱がしやすいほか、比較的軽量で柔軟な動きに対応しやすくなっています。
ローカットタイプは、足首が動かしやすいという点から、ランニングシューズとして採用されることが多いです。
また、ローカットスニーカーはカジュアルな印象になりやすいので、タウンユースコーデにはもちろん、ジャケットスタイルに合わせると、きちんと感を残しつつもほど良く抜け感を出すことができます。
ミドルカット
ミドルカットスニーカーは、足のくるぶしが隠れる程度の高さでカットされているスニーカーです。
ローカットスニーカーの履きやすさとハイカットスニーカーの安定感を兼ね備え、足首を適度にサポートしてくれるという特徴があり、フェスやキャンプなどで履くアウトドアシューズとしても適しています。
また、素早い切り返しや横の動きが多いバスケットボールのシューズをモデルとしたスニーカーは、ミドルカットのものが主流となっているようです。
適度にボリュームが出るミドルカットスニーカーは、タイトなスカートやパンツと合わせることで、足元にアクセントのあるコーディネートが作れます。
ハイカット
ハイカットスニーカーは、足首まですっぽりと包み込む高さでカットされているスニーカーです。
ローカットやミドルカットと比べて高い位置まで靴ひもを結ぶことができ、よりフィット感や安定感のある履き心地が期待できるため、ハイキングや登山に活躍するものもあります。
さらに、履き口が高いことで防寒性に優れているものが多く、肌寒い秋冬のアウトドアにもおすすめです。
もちろんタウンユースとしても人気があり、ボリュームがあるハイカットスニーカーは、コーディネートの主役としても活躍します。
シンプルな服装やスマートなボトムスに合わせれば、足元が目を引くタウンユースコーデに仕上がるでしょう。
スニーカーの種類【素材・生地】
続いては、スニーカーに使われている素材や生地の種類について解説します。
それぞれの見た目の印象や機能性を把握したうえで、着用シーンやコーディネートに合うものを選んでみましょう。
キャンバス
キャンバスとは、麻糸や綿糸などを、縦糸と横糸を交互に組み合わせる「平織」にした厚手生地のことです。
比較的頑丈でありながら通気性が高く、水に強いという特徴があり、スニーカー以外にもバッグやエプロン、キャンプのテントに使われることもあります。
キャンバスを使ったスニーカーはナチュラルな雰囲気で、季節問わずどんな服装にもなじみやすいです。
例えば、きちんと感のあるセットアップなどに合わせると、きれいめかつカジュアルでこなれた印象になるでしょう。
レザー(天然皮革・合成皮革)
レザーには、動物の皮を使用した「天然皮革」と、人工的に作られた「合成皮革」の2種類があります。
天然皮革は、履くたびに味わいが増して経年変化を楽しめますが、水に濡れると傷んだりシミになったりするため、こまめにお手入れすることが重要です。
一方、合成皮革は水や傷に強い加工が施されているものが多く、お手入れの手間が軽減できますが、天然皮革ほど生地が伸びにくいという違いがあります。
日常的に履くレザースニーカーを選ぶなら、天然皮革に比べて安価で、デザインのバリエーションが豊富な合成皮革のものが良いでしょう。
レザースニーカーは、高級感や上品な印象を与えてくれるので、ちょっとしたお出かけや食事会、ビジネスシーンにも活躍します。
メッシュ
生地の表面にたくさんの穴が開いたメッシュのスニーカーは、軽量で通気性に優れており、内部が蒸れにくいという特徴があります。
夏に履くスニーカーはもちろん、トレーニングやランニング用のシューズにもメッシュを採用していることが多いです。
スポーティーな雰囲気が演出できるメッシュスニーカーは、スポーツウェア以外にもワンピースやロングスカート、スラックスなど上品なアイテムと合わせれば、大人っぽさと爽やかさを兼ね備えたファッションが楽しめます。
スニーカーの種類【デザイン】
続いては、スニーカーのデザインの種類について解説します。
ハイテク・ローテク
ハイテク・ローテクの「テク」とは、「テクノロジー」のことを指します。
ハイテクスニーカーは、ブランドごとの最新技術を駆使して作られたスニーカーで、軽量性や安定性、クッション性などの機能性や履き心地などが追求されています。
さらに、フィット感に優れているものは安定しやすいため、普段使いだけでなくスポーツ時に着用するのも良いでしょう。
一方で、ローテクスニーカーは、装飾が少なくシンプルなデザインで作られており、各ブランドの定番モデルとして長く展開されています。
簡単な設計でパーツが少ないことから耐久性が高い傾向にあるほか、幅広いコーディネートに合わせやすいのも魅力です。
ひもあり・ひもなし(スリッポン)
スニーカーには、ひもありとひもなしのタイプがあり、ひもなしスニーカーは「スリッポン」と呼ばれています。
ひもありスニーカーは自分の足に合わせてフィット感を調節でき、スリッポンはひもがない分スムーズに脱ぎ履きできるのが特徴です。
スリッポンは、散歩や買い物などでの普段使いから、レザーが使われているものならビジネスシーンまで、あらゆる場面で活躍してくれます。
ベルクロ
ベルクロとは、ひもではなくマジックテープで履き心地を調節するスニーカーのことです。
ひもありタイプよりも簡単に脱ぎ履きでき、ひもなしタイプよりもフィット感が得られるというメリットがあります。
また、ベルクロが付いていることでシューズの甲の部分にボリュームが出やすいので、デニムパンツなどのシンプルめのボトムスと合わせると、足元が印象的なコーディネートになります。
スニーカーの種類【目的・用途】
スニーカーは、どんなシーンで履くかによっても適した種類が異なるため、目的・用途に合わせて履き分けるのもおすすめです。
ここでは目的・用途別にスニーカーの種類を紹介します。
アウトドアシューズ
先ほども紹介したように、ミドルカットやハイカットのスニーカーは、キャンプやハイキングといったアウトドアにも役立ちます。
ただし、足場が悪い岩場や山で登山やトレイルランニングをする場合は、専用のアウトドアシューズやトレッキングシューズを用意することをおすすめします。
アウトドアシューズは、歩きやすいようグリップ力に優れ、安定性が高い作りになっているものが多いのが特徴です。
また、雨や雪に対応できるはっ水性・防水性に優れたものや、寒い季節のアウトドアでは裏起毛で保温性に優れたものも人気があります。
ランニングシューズ
スニーカーのなかには、走ることを想定して作られているものもあります。
軽くランニングする程度であれば、普段履くスニーカーと兼用にするのも良いかもしれませんが、本格的に行うなら走るために設計・開発されたランニングシューズを購入するのもおすすめです。
ランニングシューズは、初心者向けから上級者向けまでさまざまな種類が販売されています。
初心者向けのランニングシューズは、クッション性や足の運びをサポートする機能、安定性などが備わっているものが多く、体への負担を軽減してくれるのが魅力です。
一方、上級者向けのランニングシューズは、特に軽量性と反発力が重視されており、走り慣れたランナーがペースアップや走る距離を伸ばしたいというときに適しています。
ルコックスポルティフは、雄鶏をモチーフにしたブランドロゴが特徴的なフランス発祥の人気スポーツブランドです。
機能性に加えて、ファッション性にも優れているアイテムを豊富に取りそろえています。
そんなルコックスポルティフからは、スポーツシーンではもちろん、カジュアルコーデやオフィスカジュアルコーデにも合わせやすいデザインのスニーカーが展開されています。
例えば「LA ローラン SL」は、人工皮革を採用した定番コートスタイルのスニーカーです。
軽量性とクッション性が考慮されたアウトソールで履き心地の良さが追求されているほか、インソールは消臭機能付きで臭いを軽減してくれます。
また、トリコロールのタグが映えるホワイトを基調としたシンプルなデザイン、かつユニセックスモデルとなっているので、家族や恋人とそろえて履くのも良いでしょう。
スニーカーは種類が豊富!メンズ・レディースの人気ブランドをチェックしよう
今回は、4つのカテゴリーに分けてスニーカーの種類を紹介しました。
着脱のしやすさや履き心地、好みのデザインで選ぶのはもちろん、「ランニングするならランニングシューズ」「登山やキャンプにはアウトドアシューズ」など、目的や用途に合わせて履き分けるのも大切です。
人気のスポーツブランドのモデルも参考に、機能性とデザイン性どちらにも優れたお気に入りのスニーカーを見つけてみてください。