オリックス・太田椋【写真:荒川祐史】

写真拡大

1回表の先頭打者弾は1988年中日・彦野以来

■ヤクルト ー オリックス(日本シリーズ・30日・神宮)

 オリックスの太田椋内野手が、30日に神宮球場で行われた「SMBC日本シリーズ2022」第7戦の初回、初球を中越えの先頭打者本塁打とした。

 太田は2試合連続の「1番・一塁」で先発。ヤクルト先発サイスニードの、低めへの145キロ直球を高々と打ち上げた。打球がバックスクリーンを越えると敵地スタンドは大きくどよめいた。

 シリーズの先頭打者弾は2019年の第3戦で亀井善行(巨人)が放って以来3年ぶり、13度目。表に限ると1988年の第3戦で彦野利勝(中日)が放って以来、34年ぶりとなる。

 太田は「打ったのは真っすぐです。なんとかいい流れを持って来れるように、どんどん思い切って振っていこうと打席に入っていました。タイミングもしっかりと合っていましたし、いい感触で打てたと思います!」とコメント。オリックスはこのシリーズ、3勝2敗1分で王手をかけており、勝てば1996年に巨人を下して以来26年ぶりの日本一が決まる。(Full-Count編集部)