「あのツインテールは誰?」SNSで話題に・AKB48新センター千葉恵里の覚悟
AKB48の60枚目シングル『久しぶりのリップグロス』(10月19日発売)のセンター、千葉恵里。歌番組に出演した際「AKB48のツインテールの可愛い子は誰?」とSNSで大きな話題になり、女性人気も圧倒的だ。新しいAKB48 の顔、“えりい”は一体どんな女の子なのか? 本人の自己分析とともに、AKB48グループ総監督の向井地美音にも証言してもらった。
【写真】AKB48の新センター千葉恵里の撮り下ろしカット【3点】
今年7月30日、都内某所にある事務所の会議室にAKB48のメンバーが3人集められた。茂木忍、佐藤綺星、そして千葉恵里の3人だ。
茂木は活動11年目の13期生。近年は村山彩希、岡田奈々、向井地美音と始めたYouTube「ゆうなぁもぎおんチャンネル」で人気を上げている。佐藤は17期研究生。今年5月にお披露目されたばかりだが、同期での注目度では頭一つ抜けており、ダンス経験があるため習得が早く、即戦力として期待されている。
千葉は、なぜ自分がこの2人とともに呼び出されたのか、その理由を冷静に考えていた。「2人は初選抜なんだろうなと予想できました。でも、私はなんで呼び出されたのか? そう考えたとき、『もしかして……』とは思いました」
その読み通り、千葉はセンターと言い渡された。その瞬間、襲ってきたものは喜びではなく、驚きだった。
「センターといえば、前田敦子さんや大島優子といったすごい方たちが立ってきたポジションなので。『私が立てるの?』みたいな。とにかく驚きました」
2015年5月、千葉は「第2回AKB48グループドラフト会議」でAKB48に加入した。小学6年生の1学期だった。その数か月後、筆者の取材に対し、「将来はすごい有名になって、センターを目指していきたい」と前向きな言葉を残している。
しかし、千葉にはそのような記憶は残っていない。
「そんなこと言いました? 絶対思ってなさそう! 小6だったから、適当に答えてた(笑)」
笑って否定しながらも、「へー、そんなこと言ったんだ。それが叶ってるんだ……」と夢の実現を噛みしめた。
センターと告げられてから2か月が経った。時間の経過とともに気持ちに変化が訪れた。
「沖縄でのMV撮影でセンターに立って踊ってみても、『自分はセンターなんだ』と思いはするけど、実感はなくて。でも、歌番組に出演させていただくと、表情を抜かれる回数も多いですから。そうなると、反響も増えて、実感するようになりました。エゴサが楽しくなりました(笑)」
何をするにしても、千葉はエゴサーチを欠かさない。今回ばかりは「いくらスクロールしても無限に(自分に関するツイートが)出てきた」という。それがセンターになるということだ。個人アカウントのフォロワー数は数千人も伸びた。
かといって、気負ってもいない。自分の顔と名前を売る大チャンスを摑んだというのに、歌番組出演の前日に顔写真をつけてツイートする程度。もっとしゃかりきになってもよさそうなものだが、肩の力が抜けているのが千葉らしい。
「自分の中身を知ってほしい」
そう語る新センターだが、では肝心の中身はどんな子なのか。AKB48グループ総監督の向井地美音はこう語る。
「まずは圧倒的な顔。そして、スタイルのよさです。お人形さんみたいにかわいい。なのに、中身が変。人の歯と歯茎をチェックするのが好きだったり(笑)。そのギャップがたまりません。話してみると、人間味があることがわかるんです」
顔が小さく、手足も長い。トレードマークはツインテール。どこから見てもアイドル然としたルックである。しかしながら、それだけで人気が出る世界ではない。向井地は続ける。
「小学校の頃から見ていますけど、女子力がかなり上がりました。その成長ぶりもアイドルとして強味です。以前は雑にうどんを食べていたイメージが強いんですけど(笑)、そんな子がセンターにまで上り詰めた。そんなストーリーを見せてくれているところもファンは推せるんでしょうね」
【写真】AKB48の新センター千葉恵里の撮り下ろしカット【3点】
茂木は活動11年目の13期生。近年は村山彩希、岡田奈々、向井地美音と始めたYouTube「ゆうなぁもぎおんチャンネル」で人気を上げている。佐藤は17期研究生。今年5月にお披露目されたばかりだが、同期での注目度では頭一つ抜けており、ダンス経験があるため習得が早く、即戦力として期待されている。
千葉は、なぜ自分がこの2人とともに呼び出されたのか、その理由を冷静に考えていた。「2人は初選抜なんだろうなと予想できました。でも、私はなんで呼び出されたのか? そう考えたとき、『もしかして……』とは思いました」
その読み通り、千葉はセンターと言い渡された。その瞬間、襲ってきたものは喜びではなく、驚きだった。
「センターといえば、前田敦子さんや大島優子といったすごい方たちが立ってきたポジションなので。『私が立てるの?』みたいな。とにかく驚きました」
2015年5月、千葉は「第2回AKB48グループドラフト会議」でAKB48に加入した。小学6年生の1学期だった。その数か月後、筆者の取材に対し、「将来はすごい有名になって、センターを目指していきたい」と前向きな言葉を残している。
しかし、千葉にはそのような記憶は残っていない。
「そんなこと言いました? 絶対思ってなさそう! 小6だったから、適当に答えてた(笑)」
笑って否定しながらも、「へー、そんなこと言ったんだ。それが叶ってるんだ……」と夢の実現を噛みしめた。
センターと告げられてから2か月が経った。時間の経過とともに気持ちに変化が訪れた。
「沖縄でのMV撮影でセンターに立って踊ってみても、『自分はセンターなんだ』と思いはするけど、実感はなくて。でも、歌番組に出演させていただくと、表情を抜かれる回数も多いですから。そうなると、反響も増えて、実感するようになりました。エゴサが楽しくなりました(笑)」
何をするにしても、千葉はエゴサーチを欠かさない。今回ばかりは「いくらスクロールしても無限に(自分に関するツイートが)出てきた」という。それがセンターになるということだ。個人アカウントのフォロワー数は数千人も伸びた。
かといって、気負ってもいない。自分の顔と名前を売る大チャンスを摑んだというのに、歌番組出演の前日に顔写真をつけてツイートする程度。もっとしゃかりきになってもよさそうなものだが、肩の力が抜けているのが千葉らしい。
「自分の中身を知ってほしい」
そう語る新センターだが、では肝心の中身はどんな子なのか。AKB48グループ総監督の向井地美音はこう語る。
「まずは圧倒的な顔。そして、スタイルのよさです。お人形さんみたいにかわいい。なのに、中身が変。人の歯と歯茎をチェックするのが好きだったり(笑)。そのギャップがたまりません。話してみると、人間味があることがわかるんです」
顔が小さく、手足も長い。トレードマークはツインテール。どこから見てもアイドル然としたルックである。しかしながら、それだけで人気が出る世界ではない。向井地は続ける。
「小学校の頃から見ていますけど、女子力がかなり上がりました。その成長ぶりもアイドルとして強味です。以前は雑にうどんを食べていたイメージが強いんですけど(笑)、そんな子がセンターにまで上り詰めた。そんなストーリーを見せてくれているところもファンは推せるんでしょうね」