無印良品、綿が発熱して暖かい「あったか綿」インナーシリーズ発売 「長袖T」「ロングタイツ」などラインアップ充実
無印良品を展開する良品計画(東京都豊島区)が、秋冬向けの機能性インナーをリニューアル。綿の持つ「吸湿発熱性」を高めた「あったか綿」を使ったインナーシリーズのうち、「あったか綿 厚手」と「あったか綿 ウール」を10月11日に発売します。
繰り返し洗濯をしても暖かさが続く
「あったか綿」によるインナーシリーズは、化学繊維のインナーが多く普及する中で、天然素材である綿の特長を生かし、暖かさと肌への優しさの双方を実現したもの。「あったか綿」インナーは、汗などの水分を吸収して発熱する天然の機能性素材である綿の風合はそのままに、綿に特殊な技術を施し、体から発散された蒸気を熱に転換する「吸湿発熱性」を高めた商品です。綿そのものの機能を高めているため、繰り返し洗濯をしても暖かさが続くといいます。
綿は肌の油分を過剰に吸収することがないため、肌の乾燥を抑えられる素材。帯電もしにくく、ウール素材のニット製品などを重ね着しても静電気が起きにくいのが特徴です。
今回発売される「あったか綿 厚手」はやや厚手の商品で、1枚でTシャツとしても着用できる厚みのため、ワンマイルウエアとしても着用可能。晩秋から初冬の寒い時季にも、カーディガンやニットのインナーとしても活用できます。
「あったか綿 ウール」は、ウールを綿で包んだ糸を使用することで暖かさがパワーアップした商品。首回りや袖の仕様をTシャツらしく仕立てているため、アウターとしてもインナーとしても着用できます。本格的な冬の時季や野外での活動時に活用できる商品です。
また、9月から販売中の「あったか綿」は薄手で滑りがよい素材で、綿とブナを原料にしたモダールを混合したもの。モダールは、ブナの木を原料とするレーヨン素材の一種で、天然原料を由来としつつ、シルクのような滑らかさをもち、吸放湿性に優れ、発熱効果も高い特徴があるといいます。ニットなどアウターに響きにくく、秋口や春先の肌寒い時季にぴったりの商品です。
今回の発売分は「紳士」「婦人」で展開。「クルーネック長袖Tシャツ」(紳士)、「タートルネック長袖Tシャツ」(婦人)、「ロングタイツ」(紳士)などのラインアップとなっており、価格は1490〜1990円。全国の店舗と、同店ネットストアで販売されます。