山井梨沙氏(2018年撮影)

写真拡大

アウトドアメーカー「スノーピーク(Snow Peak)」の山井梨沙 代表取締役社長執行役員が、9月21日付で辞任した。それに伴い、同日付で前社長で代表取締役会長執行役員の山井太氏が新たに社長執行役員を兼務することを発表した。

【画像をもっと見る】

 同社は、梨沙氏が既婚男性との交際と妊娠を理由に、辞任を申し出たことを受け、受理に至った。これに伴い、太氏から役員報酬3ヶ月分の20%を、代表取締役副社長執行役員を務める高井文寛氏から役員報酬3ヶ月分の10%を自主返上したいとの申し出があったとし、それらの受理も決定したという。

 山井梨沙氏は、2012年にスノーピークに入社。創業家3代目として2020年3月に社長に就任した。アパレル事業を立ち上げるなど、企画開発全体の責任者として同社の成長を牽引し、2020年6月に初の著書「FIELDWORK─野生と共生─」、今年6月に2冊目の著書「経営は、焚き火のように Snow Peak 飛躍の源泉」を刊行した。