結構強気のお値段。果たして“お値段以上”?

大阪で29万5000円から

 JAL(日本航空)は2022年10月より、同社の客室乗務員、グランドスタッフ(地上係員)を講師とし、「空の仕事」を目指す学生に対し、業務内容や就職活動に必要なスキルなどをレクチャーする「JAL エアラインスクール」のレギュラー講座を開講します。


「JAL エアラインスクール」のイメージ(画像:JAL)。

 コースは「客室乗務員」「グランドスタッフ」の2種。ともにそれぞれの職種の現役スタッフが講師となり、航空業界の現状や新たなJALの取り組み、そして各職種の仕事内容などの講義のほか、自己分析や面接個別指導といった就職活動に必要なスキルの習得、実際の研修施設などの見学・体験を実施します(一部実施しない回もあり)。また、講師に質問ができるホームルームも設けているとのこと。

 授業は10月前半から12月後半までおおむね週1回のペースで実施されます。受講料は「客室乗務員」コースが東京会場34万6500円、大阪会場が29万1500円、一方で「グランドスタッフ」コースが34万6500円で、東京のみで開講となります。なおこのスクールは、今後のJALグループへの採用を約束するものではないとのことです。

 JALは、2022年8月より「JALエアラインスクール」の短期集中講座を開講。それに続き今回実施されるレギュラー講座は、大学や専門学校などに通いながら受講可能なダブルスクール形式で実施されます。

 短期集中講座では、航空業界のリアルな情報や新たな魅力を伝えるとともに、自己表現力やコミュニケーション力向上など社会人になる上で必要となるスキルの習得を目指す内容でしたが、レギュラー講座では、これらに加え、面接個別指導など、より個人のスキルアップに重点を置いた内容が盛り込まれているとのことです。