大谷翔平、11勝目の裏で…球審に“無視”された珍事に米記者注目「これは面白い」
大谷翔平が11勝目を挙げたブルージェイズ戦の珍事
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で先発し、7回2安打9奪三振、無失点で今季11勝目を挙げた。2-0の勝利の立役者となった試合では、打席で「ラッキー」な判定に遭遇。米記者が動画付きで「これは面白い」と伝えた。
1-0の8回1死一塁で迎えた大谷の第5打席。ファウルで4球粘り、フルカウントの9球目だった。相手右腕ガルシアの投球直前にタイムをとった。しかし、直前過ぎたためか、球審はこれを“無視”する格好に。89マイル(約143.2キロ)のスライダーは高めに外れ、四球となった。
米地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番のジェフ・フレッチャー記者は動画を公開。「これは面白い。オオタニはタイムを要求して打席から離れたが、球審はタイムを取らなかった。3-2からの球だったが、オオタニは幸いなことにボールを得た」と記し、大谷をめぐる珍事を説明している。
仮に、ガルシアの投球がストライクだったら見逃し三振という場面。しかも、この投球の際に一塁走者のフレッチャーがスタートを切っていたため、ダブルプレーの恐れもあった。それだけに米ファンからも「オオタニはラッキー」「球審は打者に注意が行ってないね」「スーパースターだからこうなった」といった反応が寄せられている。
結果的に得点には繋がらなかったが、思わぬシーンが脚光を浴びていた。
(THE ANSWER編集部)