大谷翔平の「究極の投手戦を目撃した」 敵地地元紙も称賛「観客は両先発に感謝する」
大谷翔平が11勝目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で先発し、7回2安打9奪三振、無失点で今季11勝目を挙げた。チームは2-0で完封勝ちで2連勝。敵地の地元紙は「観客は究極の投手戦を目撃」と称えた。
大谷は156キロの変化球で空振りを奪うなど、マウンドを支配した。今季最多109球の力投で無失点。一方、相手の先発右腕アレク・マノアも負けじとゼロを並べた。6回に1点を失ったものの、105球の力投。今季12勝を誇る24歳は7回4安打1失点で黒星を喫した。
ファンを沸かせた2人の投げ合い。トロント地元紙「トロント・サン」は「ショウヘイ・オオタニはトロント打線を沈黙させ、アレク・マノアとの投げ合いも制した」との見出しで記事を掲載した。本文では「ショータイムとマノアの投げ合いは予想以上の盛り上がりだった」とつづり、こう表現している。
「観客はこの試合の先発投手に感謝することになるだろう」「オオタニは被安打2で11人連続アウトも記録した。マノアも引けを取らない投球を披露し、完売の観客は究極の投手戦を目撃した」
敵地でも人気を集める大谷の力投。地元紙も拍手喝采の様子に脚光を浴びせていた。
(THE ANSWER編集部)