ペロシ氏搭乗便 「フライトレーダー」で最も注目されたフライトの記録更新 300万人が見守る!
世界が大盛りあがりでしたね。
300万人近くが追跡
世界中で飛行している航空機をほぼリアルタイムで追跡できるサイト、「フライトレーダー24(flightradar24)」。同サイトの歴史上で「もっとも利用者に追跡されたフライト」が2022年8月に更新されました。アメリカ・ペロシ下院議長を乗せたとみられる米空軍所属「C-40C」のフライトです。
米空軍所属「C-40C」(画像:アメリカ空軍)。
同サイトの公式SNSアカウントによると、8月2日に飛行したC-40Cのクアラルンプール発台北行きのフライトでは、離陸から着陸までの時間でのべ300万人近くが同サイト上でフライトを追跡。これがサイトの設立以降、新記録を達成したとのことで、一部ではサーバーダウンも発生したとしています。
C-40Cは今回、このほかにもペロシ下院議長を乗せアジア各国を訪れたと見られ、シンガポールや韓国、そして日本(横田基地)にも着陸。同サイトによると、他のアジア地域のフライトでも数十万人にもおよぶ利用者による追跡が記録されたとのことです。
C-40Cは、ボーイング737-700ビジネス・ジェットをベースに各所の改修が施された機体で、今回のように政府関係者も搭乗します。現在は3機が運用されており、機内は42人から111人までを輸送可能とするよう構成された独自のインテリアが採用され、衝突回避システムと強化された気象レーダーをはじめとする最先端の操縦システムなどを備えている飛行機とのことです。