豪州代表GKライアン、コペンハーゲンに加入…出場機会求めR・ソシエダ退団

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 コペンハーゲン(デンマーク1部)は9日、レアル・ソシエダからオーストラリア代表GKマシュー・ライアンが完全移籍で加入することを発表した。契約期間は2024年夏までの2年間となる。

 現在30歳のライアンは、母国セントラル・コーストの下部組織出身。クラブ・ブルッヘ、バレンシア、ヘンクなどを渡り歩き、2017年夏に加入したブライトンでは正GKとして活躍。同クラブでプレミアリーグ通算120試合に出場した。2020−21シーズンにはアーセナルへの期限付き移籍も経験した。

 2021年夏にレアル・ソシエダへとフリー移籍。しかし、スペイン人GKアレックス・レミロの控えに甘んじ、出場はラ・リーガの3試合とコパ・デル・レイの3試合、ヨーロッパリーグの3試合にとどまった。

 スペイン紙『マルカ』によると、ライアンは今年11月に開幕するFIFAワールドカップカタール2022を見据え、レギュラーでプレーできる環境を望んでいたようだ。レアル・ソシエダとの契約は2023年6月30日まで残っていたが、双方合意の上で契約を解除したと見られている。

【画像】コペンハーゲンがライアンの加入を発表
Welcome to @MatyRyan 🇦🇺

Ryan has signed a contract at FCK for the next two seasons #fcklive #sldk #copenhagen https://t.co/aZDiPZaGZf— F.C. København (@FCKobenhavn) August 9, 2022