「振り返ってはいけない」嵯峨野トロッコ車内でミステリーイベント 闇夜の“不気味体験”
「渡月橋を渡るまでは、振り返らないでね」
観光トロッコ車内で納涼体験
観光トロッコ車内で納涼体験(画像:嵯峨野観光鉄道)。
嵯峨野観光鉄道は2022年8月5日(金)、京都・嵐山を発着する観光トロッコの車内でミステリーイベント「京都・亀岡ミステリーナイト 振り返ってはいけない」を開催すると発表し、予約受付を開始しました。開催日は8月27日と9月2日・3日の計3日間です。
これは京阪京都交通との連携で行われるもの。夜にトロッコ嵯峨駅に集合し、バスやトロッコ列車に乗るそうですが、どこをどう巡るのかは不明です。
嵯峨野観光鉄道は、JR山陰本線の旧線を利用した観光路線で、1991(平成3)年に誕生。急峻な保津峡にへばりつくようなルートで、京都市街の近郊ながらほぼ全線で渓谷美が楽しめます。
「令和の十三詣り」というテーマで行われる今回のツアー、「渡月橋を渡るまでは、振り返らないでね」という「十三まいり」の言い伝えをモチーフにスタートします。何が起きるかは、ツアーのポイントとして「奇妙なことが起こります」「途中で目隠しをしながら、不気味な体験をします」「その道のプロによる本格的な怪談を体験できます」とだけ紹介されており、詳しくは実際に乗ってみないとわかりません。
料金は3500円(税込)。申込は特設ページから受付中です。ツアーは各日18時42分スタートで20時半ごろ終了予定。8月27日のみ第2便も実施されます(20時前スタート)。
嵯峨野観光トロッコでは、2010年・2011年にJTBとの共同で「怪奇トロッコ列車 京都保津川2時間サスペンス」を実施して以来、11年ぶりのミステリーイベント。このイベントは、旅行のプロにより選出される2012年の「鉄旅オブザイヤー」の初代グランプリを受賞しています。