【編集部スタッフコラム】家庭菜園をはじめて3年!その魅力をたっぷりお届け

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こんにちは、編集部のさっちーです。ここ数年で家庭菜園をする人、増えていませんか?かくいう私も一昨年からはじめて、今年で3年目。これが、大変だけどやめられない楽しさなんです〜。種や苗から育てて収穫し、料理して味わうまで、さまざまな喜びがいっぱい!家庭菜園の魅力をお伝えしたいと思います。

夏野菜は種類が豊富。10種類以上育てています


いまが旬の夏野菜は、家庭菜園でも育てやすいものがたくさん!

自分で育てたトマトやキュウリを収穫して、朝ごはんのサラダにできたらいいですよね。

今年は始めるのが遅かったので、まだ実ものは少ししか収穫できていませんが、大葉やパセリ、小松菜の間引き菜などはちょこちょこ収穫して納豆やお味噌汁に入れたりして楽しんでいます。


今年植えた野菜は

今年植えた野菜は、茄子、ミニトマト、きゅうり、万願寺唐辛子、唐辛子

写真左から万願寺唐辛子、茄子の花、ミニトマト。雑草がぼーぼーなのは気にしないでください(笑)。


葉物だと大葉、バジル、パセリ、イタリアンパセリ


こちらの写真は大葉。だいぶ虫に食べられてますが(汗)、簡単に育てられるのでおすすめです。

去年、虫対策にニームという天然成分の虫除けが割と効果があったので、今年も活用しようと思います!


種まきしたのは

種まきしたのは、小松菜、ミックスレタス、ディル、ビーツ、枝豆、ルッコラ

ただ、これらのタネは、1〜3年前に買って蒔ききれなかったものばかりだったので、発芽せずに終わってしまったものも。残念……。

種によっては発芽するものもありますが、初心者は種袋の期限に従ったほうがいいかもしれないですね。来年はまた新しく買おうと思います! 


▲白い花が人参の花です


ちなみに、種取りも挑戦しようと考えていて、いま人参の花が種に変わるのを待っているところです。


家庭菜園の魅力って?


収穫と料理

魅力はいろいろあるけれど、やっぱり自分で育てたものを収穫して、新鮮な野菜を食べられる!ということ。

こちらは去年収穫したときの写真。きゅうりは1株から50本以上は収穫しましたよ〜! お隣さんや友だちにもお裾分けしました。


茄子のガクがクルッとなるのが前髪みたいでかわいいんですよね。

収穫したきゅうりと茄子を使って、山形のだしを作ったり、


ミニトマトやビーツの間引き菜を使ってサラダにしたり、


たくさんできたものはドライにしたりと、いろいろな楽しみ方ができます!


去年は枝豆が順調に育ち、たくさん収穫できたので、友だちを呼んで枝豆をメインにした収穫ごはん会を開催。


シンプルな茹で枝豆や夏野菜と枝豆のサラダ、夏野菜のカレー&育てたパクチーをみんなでもりもり食べました!


自分が育てて料理したものを「おいしい」って食べてもらえるのって、いままでにない喜びでした。


発芽と成長

収穫の楽しみはもちろんなんですが、家庭菜園の魅力はそれだけではありません。
発芽から成長まで、どの瞬間も喜びがいっぱいなんです。

とくに一年目は、自分が蒔いた種が本当に発芽してくれるのか、土が乾かないよう水をあげて、「今日は出るかな、出ないかな」と不安と期待が入り混じる日々。それがある日、明らかに雑草とは違う芽が顔を出してくれたときは本当に喜びが溢れます!

こちらは枝豆が発芽したときの様子。


少しずつ大きくなっていく様子もかわいい。


途中でカメムシがついたり、台風で倒れそうになったりと心配も尽きないのですが、最近の過酷な自然環境でも懸命に成長しようとする姿を見ていると、こちらが励まされたりもします。

気付いたら小さな鞘ができている!


実が十分膨らみ収穫時です。


根っこから引き抜いて収穫。根っこのつぶつぶは根粒菌といって土をよくしてくれるので、枝豆ははじめに育てるのにもおすすめです。


虫たちと多様性

さらに、収穫や成長以外に魅力的なのは、虫たちを含めた多様性が広がること。

「虫って野菜についたら良くないんじゃないの?」と思いますよね。

確かに、葉っぱを食べてしまう虫は青虫やらウリハムシやらいろいろな種類が存在していて、たくさんついてしまうと本当に困ります。

でも、同時にその虫を食べてくれる昆虫もやってきてくれます。
てんとう虫やカマキリは代表的な益虫。


カマキリは何度見ても目が合うんです。絶対にこちらを気にしている!

その様子がおかしくってかわいくなってきます(笑)。


ほかに、写真は控えますが(笑)、アゲハチョウの幼虫はなかなかビビッドな柄でこちらを驚かせます。

パセリを好むらしく、かなり食べられましたが、このコがあのきれいな蝶々になるんだなあと思うと捕殺できないんですよね……。青虫だって、ひらひら飛ぶモンシロチョウになると思うとね。

とはいえ、野菜もがんばって成長しているのだから、ニームや木酢液などで対策はするのですが!


野菜から元気をもらえる!家庭菜園は癒し効果抜群


繰り返してしまいますが(笑)、家庭菜園は初めから終わりまで、発見や驚きが尽きません。

その発見は知識だけでなく、経験から得られるもの。それはどんなに小さなものであっても、好奇心を掻き立て元気にしてくれます。

緑や土、虫たちと触れ合っていると、私たち人間も自然とつながっているということをなんとなく感じられて、心が穏やかになっていったように思います。

家庭菜園は春先だけでなく、いつからでもその季節に合った野菜ではじめられるので、まだの方はぜひはじめてみませんか?

いまからだと小松菜や人参、ケール、もう少し秋になると、秋植え付けのじゃがいもや冬に向けて大根やラディッシュなどがおすすめですよ!