『SHERLOCK』マーティン・フリーマン、シングルファーザーの苦悩を明かす

大人気ミステリードラマ『SHERLOCK／シャーロック』のジョン・ワトソン役で知られるマーティン・フリーマン。本シリーズで夫婦役を演じ、実生活でもパートナーだったアマンダ・アビントンと2016年に破局していたが、その後取り組んでいる共同育児について語った。英Daily mailが伝えた。

二人の父親であるマーティン・フリーマンだが…

マーティンとアマンダの間には、16歳の息子ジョーと、14歳の娘グレースがいる。製作総指揮・主演を務める米FXの子育てコメディ『ブリーダーズ　最愛で憎い宝物』の新シーズン配信を控え、このほど英Radio Timesの取材に応じたマーティンは、子どもたちが自分なしで母親と何かをすると“傷つく”と心境を吐露。また、親になったことで、自分が「すぐに怒ってしまう」ことを学んだと明かした。

子どもたちが自立することについてどう感じるかと聞かれたマーティンは、「彼らの母親と暮らしていないので、子どもたちと一緒に過ごせない週末もある」と話し、「それは自然なことであり、理解して受け入れているけど、自分が省かれて何かをされると傷つくんだ」と共同育児の難しさについて告白。

また、親になったことで学んだことについて聞かれると、「自分が驚くほどすぐ怒ることに気づいた。それはロケットのようなもので、ソーシャルサービスに連絡するほどではないけど、自分はもっと良くなれる、そうなるべきだということはわかっている」と、自身の性格と向き合ったことを打ち明けた。

『ブリーダーズ』は、子どもたちを愛していながらも、世界の果てに彼らを追いやってしまいたくなるほど怒る時もある、そんな相反する気持ちを抱えた親を描くコメディドラマ。マーティン自身の経験が反映されており、彼は自分が思っていたような人物ではなかったことに気づく心優しい父親ポール役を演じている。

マーティン・フリーマンと、『ブリーダーズ　最愛で憎い宝物』で夫婦役を演じるデイジー・ハガード©SF/Famous

 

『ブリーダーズ　最愛で憎い宝物』はDisney+ (ディズニープラス)で独占配信中。マーティンが主演を務める最新海外ドラマ『レスポンダー 夜に堕ちた警官』の日本上陸も決定済み。（海外ドラマNAVI）