都道府県「魅力度ランキング」総合3位は三重、2位沖縄、1位は?
1位は7ランクupで躍進しました。
1位は近畿圏
リクルートで観光に関する調査・研究を行う地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」(JRC)は2022年7月12日(火)、「じゃらん宿泊旅行調査 2022【都道府県魅力度ランキング編】」の結果を発表しました。
魅力度ランキング、沖縄は総合2位に。写真はイメージ(画像:写真AC)。
総合1位は「和歌山県」。昨年度(2020年度結果)から7ランクアップで1位になり、2位沖縄県、3位三重県、4位北海道、5位京都府と続きます。ランキング上位10件は僅差だそうです。
このほか、「地元ならではのおいしい食べ物が多かったランキング」では、1位福井県、2位石川県、3位富山県と北陸3県が独占。いずれも海鮮グルメが強いといいます。「魅力のある特産品や土産物が多かったランキング」も、1位は石川県で、調査開始から16年間1位だった沖縄県に代わり、和菓子や酒類で人気を得たといいます。
ただ、観光地での“親切度”ともいえる「地元の人のホスピタリティを感じたランキング」では、沖縄県が17年連続の1位をキープ。居酒屋での食事やマリンスポーツの体験時なども親切にしてもらったという回答が多いそうです。
じゃらんリサーチセンター研究員の森戸香奈子さんによると、食のランキングで北陸3県がベスト3を独占したのは大きなトピックだといいます。また和歌山県の総合1位は、県内旅行者の割合が2020年度よりもアップしており、「関西圏ではおなじみの観光エリアですが、コロナ禍で遠出しにくい環境となり、和歌山県の方々にとって、地元の観光力の高さに改めて気付くきっかけになったようです」としています。
なお、調査は2022年4月に1次、2次に分けて実施。全国1万4123人の宿泊旅行者を対象にしています。