米Appleは6月6日(現地時間)、開発者向けカンファレンス「WWDC22」をオンライン・オフラインで開催し、その中でノートPC「MacBook Air」に新SoCを搭載して外観も刷新した新モデルを発表した。7月からの発売を予定しており、価格は164,800円から。

「MacBook Air」

同社ノートPC製品シリーズのうち、最軽量モデルとなる「MacBook Air」が新プロセッサ搭載・新ボディデザイン採用で刷新。「Apple M2」の搭載で前モデルから大きく性能を引き上げつつ、ファンレス仕様を継承。充電端子として「MagSafe」が復活した点も特徴で、さらに最大67W充電も新しくサポートする。

ディスプレイは13.6型へと大画面化したほか、輝度も25%向上して500ニトの高輝度表示に対応。上部のWebカメラは1080pへと高解像度化した一方で、ディスプレイの表示部に食い込むノッチに実装されている。マイクは3アレイで、スピーカーは空間オーディオをサポートする4スピーカーサウンドシステムを搭載。キーボードはMagic Keyboardが採用されており、ファンクションキー列がフルハイトになっている点が特徴だ。

新「MacBook Air」登場

ウエッジ型から平べったいデザインに

体積は前世代比で20%も削減

11.3mmと驚異的な薄さ

重さは1.24kg(2.7ポンド)

MacBook Airでもいろいろな仕上げを選べるように

充電専用端子として「MagSafe」が復活。Thunderbolt端子の自由度が向上

右側面のステレオミニ端子はハイインピーダンスヘッドホンの駆動も行える

鮮やかな「Liquid Retina display」搭載

狭額縁化して13.6型へと大画面化

より明るい500ニトに

フロントカメラに「1080p FaceTime HD camera」搭載。ノッチが表示部に食い込んでいる

4スピーカーシステムの搭載で空間オーディオの再生にも対応

Apple M2の搭載で性能が向上

それでいてファンレス設計

連続18時間の動画再生に対応するスタミナ性能を実現

最大67Wでの充電に対応。30分で50%まで充電できる

MacBook Airについてのインフォグラフィック

○MacBook ProにもM2搭載モデル投入。ボディはそのまま

外観まですべて刷新されたMacBook Airに加え、13型MacBook ProにもApple M2を搭載する新モデルが発表された。MacBook ProはSoCの変更のみで、主な仕様はほぼ共通。ファンを搭載するアクティブ冷却システムを採用しており、より高負荷なワークロードにも対応するとしている。価格は178,800円から。

MacBook ProもM2モデル発売