今村復興大臣「『避難したことが自己責任だ』とは一切言っていない」 - BLOGOS編集部
※この記事は2017年04月12日にBLOGOSで公開されたものです
4月4日、今村復興大臣が閣議後の記者会見で、いわゆる自主避難者が帰還するかどうかは自己責任だなどという認識を示したとして批判を受けた。これついて、今村大臣は意図と異なる発言であったとして、後に謝罪の上、撤回している。
・今村復興相「帰還は自己責任」発言を撤回 - NHK
4月11日に行われた衆議院・震災復興特別委員会において、日本共産党の高橋千鶴子議員から質問を受けた今村大臣は、改めて問題となった発言の意図について説明した。この模様を、衆議院インターネット審議中継より書き起こしでお伝えする。
「言葉の使い方がまずかった」
この発言は、「避難したことが自己責任だ」というふうに言われておりますが、私はそういうことは一切思っておりません。
要するに、こういったいろんな環境整備を進めていく中で、そしてまた避難解除も進んでいく中で、それぞれ皆様方がいろんなご家庭の事情等々勘案して、そして自主的な判断でもって、帰っていただくかどうか、決めていただくことになるんですよ、ということを言ったつもりであります。
それがいつの間にか、そういう風に「避難したのが自己責任だ」ということで言われて、それが報道され、いろんな意味で不安を与えているわけであります。
そういう意味でですね、言葉の使い方というものがまずかった。この点は、ある意味でそういうことを私たちは言われているわけでありますから、そういったところの反省はしっかりしているつもりであります。
◆◆◆なお、この後、高橋議員は、避難者に対するいじめ問題などについても質問を行っている。