※この記事は2011年08月26日にBLOGOSで公開されたものです

菅直人首相は26日、官邸で退陣会見を開いた。
会見で首相は3月11日の東日本大震災に触れ、「自衛隊の働きぶり、指揮官として感無量」、諸外国からの支援については「世界に恩返しができる日本にならなければ」と述べた。

また、自身の政権運営については、「歴史の評価は後世の人に委ねたい」、「説明不足があったことは申し訳ない」と述べた。

原発事故直後、福島第一原発を視察に行ったことが現場の作業を遅らせたのではないかという質問に対しては、「炉の状況が（官邸に）伝わってこなかった、直接原発に行って所長に会って意見交換が出来たことはその後の収束作業を考えるに当たり、役に立った」とした。

マニフェストの見直しについては、「見通しの甘いところもあったが、重要性は変わらない、国民との重要な約束」としながらも「あるレベルの見直しは必要」と語った。



■関連記事
・民主代表選特集