ファッションフロアの隠れ家的サロン・ド・テ

フレンチの名店として名高い「シェ松尾」のアシェットデセール(皿盛りスイーツ)が気軽に食べられるお店として、池袋駅直結の「東武百貨店 池袋店」に誕生した「サロン・ド・テ シェ松尾」。スイーツはもちろん、軽食も味わえるサロン・ド・テとして、オープンから35年経った現在も変わらぬ人気です。

4階ファッションフロアへ。入口の先には焼き菓子などのギフトや自家製ケーキを飾るショーケースが並んでいます。ホテルのラウンジへ訪れたような高級感ただよう雰囲気は、さすが高級フレンチのティールーム。

アール・デコ調の壁装飾が煌びやか

店内は百貨店の喧騒を忘れる落ち着いた雰囲気に包まれています。ショッピングの休憩からランチタイムに、1人でふらっと訪れてのんびり過ごしたり、さまざまなシーンで利用できそう。ちなみに、「サロン・ド・テ シェ松尾」は埼玉県の浦和と千葉県の柏に店舗がありますが、東京都内では「東武百貨店 池袋店」のみ。

日替わりスイーツとオープンサンドのアフタヌーンティー

アフタヌーンティーセット2640円(ドリンク付き、14〜18時まで提供)

こちらが「アフタヌーンティーセット」。オープンサンド、スコーン、生菓子と焼き菓子の3段トレイで、飲み物はアッサムティーやハーブティーといった7種類の紅茶1ポット、コーヒー(お代わり自由)などから選べます。1人前から注文できるので、おひとりさまもウェルカム♪

下段のセボリーからご紹介。2種のオープンサンドは30年以上続く、「サロン・ド・テ シェ松尾」のレジェンドメニュー。パンの上に自家製ポテトサラダ、ノルウェー産のスモークサーモンとスペイン産のハモンセラーノ(生ハム)をそれぞれ盛り付けています。脂の乗りのいいスモークサーモンとハモンセラーノの塩味はポテトサラダによく合います。

果実や花が描かれたモダンなデザインの食器は「サロン・ド・テ シェ松尾」のオリジナル

続いて上段のスコーン。2ヵ月ごとにフレーバーが変わり、取材時はブラックペッパーとチョコレートでした。フォンダンショコラを使ったチョコレートスコーンにはお好みでハチミツとクロテッドクリームを付けて召し上がれ。外はさっくり、なかはしっとり。大き過ぎず、ちょうどいいサイズです。このほか、クルミやバジル、オレンジピールも登場します。

真ん中の段は、日替わりスイーツ。この日はいちごのショートケーキ、白ワインのジュレ、焼き菓子は、写真左からシナモンシュガーを巻き込んで焼いたパイ生地「トゥールビヨン」、オレンジピールを使った「フィナンシェ」、ナッツとキャラメルクリームの「モンタージュ」とバラエティ豊か。

店内厨房で作るケーキをはじめとする生菓子は、その日のおすすめをパティシエがチョイスしているので、いつ訪れても異なるスイーツに出合えます。

そのほかのメニューも気になる!

テイクアウト可能なケーキは6種類で各715円

ほかにもアーモンドパウダーをパイ生地で包んだオリジナル焼き菓子「シュミネ」のアイスクリーム添え990円、旬のフルーツを使用したデザートプレートや季節のパフェといったスイーツに、パスタ、スモークサーモンやプロシュートのサラダ、オープンサンドの軽食も充実しています。

ショッピングフロアにたたずむ、知る人ぞ知る隠れ家的サロン・ド・テのアフタヌーンティー。お値打ち価格で予約も不要、さらに毎日変わるスイーツは何度でも足を運んでみたくなりそう!

■サロン・ド・テ シェ松尾 池袋東武店(さろん・ど・て しぇまつお いけぶくろとうぶてん)
住所:東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店 池袋店4階
TEL:03-3989-0146
営業時間:10時30分〜19時(フードは18時LO、ドリンクは18時30分LO)
定休日:東武百貨店 池袋店に準ずる

▶▶「スイーツ」の記事一覧はこちらから!

Text:木村秋子(editorial team Flone)
Photo:田尻陽子

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容や営業時間、定休日等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。