ジョブホッパー認定は“転職回数”ではない。ビジパたちが「ネガティブに思う転職」。1位は…
「ビジパの新常識 〜新R25総研〜」では、ビジネスパーソンの知見が集まるアプリ「新R25ワイドショー」に寄せられたさまざまなトピックをまとめ、“もっとも現代的でもっともリアルなビジネスまわりの新常識”を発信していきます!
今回のテーマは「(ネガティブな意味で)ジョブホッパーとみなされる境界線」。
ジョブホッパーとは、短期間での転職を何度も繰り返す人のこと。
あまりに短期間で転職したり、回数が多かったり…やっぱり転職って、場合によってはネガティブなイメージがついてしまうものだと思います。
出典 全133回答。新R25公式アカウントによるTwitter上での投票より
ランキング下位から、ビジパの転職に対する最新の見解をご紹介します。
第4位:同じ業種での転職
ネガティブに捉えられる転職の第4位は、同じ業種での転職。
業界や業種を変えての転職は「新しいチャレンジ」と言えそうですが、同業種で転職を繰り返すと、“会社で不都合があると転職する人”というネガティブな印象につながるという声が…。
第3位:短期間での転職
第3位は、短期間での転職。
いわゆる「ジョブホッパー」という言葉に当てはまりそうなのがこちらの項目。
「石の上にも3年」という表現も以前ほどは言われなくなっている気もしますが、売れるネット広告社の加藤さんによる“1、2年で職場を変えていく人に、本当の実力はつかない”という言葉には重みを感じます…。
第2位:退職理由がネガティブ
第2位は、転職理由がネガティブなケース。
その場しのぎな退職理由は、採用担当に見透かされてしまいそう…。
転職したいと思ったとき、「ネガティブな理由しかないな…」と思ったら、踏みとどまったほうがいい“予兆”と言えるかも…!?
第1位:そもそも転職をネガティブに感じない
そして第1位。意外にも一番多かったのが、「そもそも転職をネガティブに感じない」という意見です。
「採用するべき人は実際に会話すればわかる」など、転職回数ではなく“人柄”や“考え方”などで合否の判断をしている採用サイドの人も多いようです。
また、ジョブホッパーの捉え方に関するこんな意見も。
「日本語で話すと…」とのことですが、つまり、“お国柄によって転職回数の多さへの見方が違う”と指摘している回答です。
海外では、転職の回数だけ、新しい環境に物怖じせずにチャレンジしたり、異なる環境で経験を積んだりしていると評価される。
日本でも、過去の転職回数にとらわれずに未来に向けた話ができると、「一緒に働きたい」と思ってもらえる…これが「新常識」なのかもしれません。
「(ネガティブな意味で)ジョブホッパーとみなされる境界線」、あなたはどこだと思いますか…? ぜひ回答してみてください。
〈文=山田三奈(@l_okbj)/編集=天野俊吉(@amanop)〉