なんとも可愛らしいカエルの食事風景が、ツイッターで話題になっている。

こちらは、愛知県在住のツイッターユーザー・虫とりどうふ(@Tofuinsect)さんが2022年2月18日に投稿した動画だ。

水槽の中でジッとしていた1匹のカエルが、水面に浮かんでいた茶色い餌の粒をパクリ。両腕を上手に使い、大きな口で2〜3粒を一気に飲み込んだ!と、思いきや......

飲み込む前に口の中から1粒、また1粒とこぼれていってしまった。餌は再び水にプカプカと浮かび......う〜ん、残念。

気の毒だけれど可愛らしいカエルの食事風景に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「なにこの可愛さ」
「ほとんど出てしもうてるやん〜笑」
「お手手が可愛らしいですね」

どうしてこんなことになっちゃうのだろう?というかカエルって、こんな風に手を使うものなの?

Jタウンネット記者は22日、投稿者の虫とりどうふさんに話を聞いた。

「舌の無い種類のカエルでして...」

虫とりどうふさんは小さな頃から生き物の観察が好きで、今でもたくさんの生き物と触れ合っているという。話題になっているカエルは1月から飼育を始めたアフリカツメガエルという種類で、名前は「ぷかーがめ」(オス)。

「アフリカツメガエルなどのカエルは無舌亜目と言われている通り、舌が無い種類のカエルでして、エサをたべる際には代わりに前足を使います。ただ、今回与えた餌が水に浮くタイプでして、空いた口から浮力によって餌が出てしまうのです」

と虫とりどうふさん。いつも動画のような感じで食事に失敗しており、それを繰り返す際はピンセットなどを使って食事を手伝ってあげることもあるという。

愛らしいぷかーがめさんの姿に、虫とりどうふさんは

「やっぱりこの表情や不器用な姿が『かわいらしいなぁ』と思います」

と感想を述べた。

また、ツイッター上で反響があったことについては

「色々な方にアフリカツメガエルという生き物を知ってもらえて嬉しい気持ちでいっぱいです。
一部の方からは『カエルは苦手だけど、この子は可愛いなぁ』といった感じのコメントなんかも頂いて、ツイートして良かったなぁと思いました」

とコメントしている。