iPhone SE
Chris Velazco/Engadget

以前よりウワサの絶えなかった次期iPhone SEこと第3世代モデルは、第5世代iPad Airとともに、まもなく発表されるとの説が有力となりつつあります。そんななか、1月中にディスプレイパネルの生産が始まること、そして発売は4月後半あるいは5月になるとの予想が伝えられています。

ディスプレイ業界コンサルタントRoss Young氏のツイートによると、アップルの「5G SE」(第3世代iPhone SE)はパネル生産が今月中に始まり、最終的な組み立ては3月になる見通しとのこと。そうした生産時期から、実際の発売は4月後半、遅くとも5月上旬になるとの見通しが述べられています。

ちなみに歴代iPhone SEの発売は、初代モデルは2016年3月、第2世代は2020年4月であり、春が恒例となっています。

アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は18日、アップルが春にイベントを開催し、新型iPhone SEやその他のハードウェア新製品を発表するとツイートしています。以前もGurman氏はバーチャルイベントに言及しつつも「3月か4月のどちらかに開催される可能性が高い」としていましたが、「春」と曖昧な表現に変えたことには何らかの意味があるのかもしれません。

第3世代iPhone SEは4.7インチ画面やホームボタンをはじめ、現行の第2世代と同じデザインになると予想されています。見かけは元のまま、iPhone 13モデルと同じA15 Bionicチップに載せ替えられて処理が速くなり、5Gにも対応するといった位置づけです。

なお、Young氏はアップル未発表製品のディスプレイについて信頼できる情報源であり、最近もiPad mini(第6世代)の画面サイズが8.3インチになることや、14インチおよび16インチMacBook Pro(2021)にミニLED画面が搭載されることを的中させていました。

次期iPhone SEについては2021年末にテスト生産が始まる噂が伝えられ、先日も公的データベースからそれらしき製品登録が見つかっています。3月〜5月の幅はあるにせよ、あと数か月でお披露目がある可能性は極めて高いため、続報を待ちたいところです。

Source:Ross Young(Twitter)

via:MacRumors