どれが一番美味? 無印良品の冬限定「チョコがけ不揃いバウム」6種を食べ比べてみた
食楽web
「不揃いバウム」といえば、無印良品で好きなおやつとしてまず挙がる人気商品です。もはや定番かつメジャーなスイーツなので、無印に行ったら最後に必ずカゴに放り込んでいる、という人も多いのでは?
筆者はやわらかい生地とフレーバーごとの濃厚な味わいがお気に入りで、ついつい行くと買ってしまいます。この不揃いバウム、無印では季節ごとに限定味が発売されるんですが、冬のこの時期は、定番のフレーバーを中心として、チョコレートがかかった特別仕様の商品が登場します。
いつものバウムにチョコがかかってるだけでしょ? と侮るなかれ。実はそれぞれにこだわりがたっぷり詰まった逸品に仕上がっているんです。発売されている“チョコがけ”シリーズ6種を実食してみたので、その味わいをレポートしたいと思います。
チョコ好きならコレ一択! 「チョコがけショコラ」
150円。404kcal
まずは、ショコラのバウムにチョコレートがかかった「チョコがけショコラ」から。チョコレート×チョコレートで、間違いなく美味しいと思わせる組み合わせですね。特にチョコレート好きにはたまらない味わいになっているはず。さっそくパッケージを開けてお皿にのせてみると、濃淡はあるものの見た目的には茶色一色。チョコレートの濃厚な味わいが視覚から連想できるので、思わずテンションが上がります。
濃いブラウンの色合いが濃厚な味への期待感を高めます
期待を胸にひと口食べてみると、想像どおりカカオの香りがしっかり感じられる濃厚な味わい。ココアパウダーなども入っているせいか、思ったよりずっと上品で、チョコレートというよりは“ショコラ”と表現したくなる感じです。口あたりもよく、チョコレートの味わいをストレートに堪能できるバウムでした。
想像以上に美味! ほろ苦チョコで深みが増す「チョコがけバナナ」
150円。410kcal
続いては、定番の「バナナバウム」にチョコレートがかかった「チョコがけバナナ」。屋台でよく見かけるチョコバナナの例をまたず、絶対に美味しい組み合わせだと確信できる組み合わせ。そのまま食べても十分以上に美味しいバナナバウムにチョコレートがかかると、どうなるんでしょうか。いざ開封です。
見た目的にもチョコバナナのような色合い
バナナバウムのほんのりとした黄色にチョコレートがかかっていて、見た目的にもチョコバナナのイメージどおり。いざ食べてみると、バナナの濃厚な甘みと香りをしっかりと感じられるバウムにチョコレートのほろ苦さがプラスされることで、深みのある味わいに進化。これは想像以上に美味しい…! 筆者は普通のバナナバウムよりも、このチョコがけのほうが断然気に入りました。
柑橘×チョコのテッパンの組み合わせ「チョコがけオレンジ」もまた旨し
150円。377kcal
「チョコがけバナナ」の感動冷めやらぬまま、次にいただくのはオレンジバウムにチョコレートをかけた「チョコがけオレンジ」。”ショコラオランジュ”を思わせる、こちらもスイーツでは定番の組み合わせです。画像を見ていただくとおわかりの通り、オレンジの鮮やかな色合いが美しく、食べる前からオレンジの華やかな香りが漂ってきます。
オレンジ色が目にも鮮やか
いざ口に入れると、まずオレンジらしい爽やかな風味が口いっぱいに広がります。そしてすかさずチョコレートのコク深くほろ苦い味わいが追いかけてきて、一気に冬らしい味わいに変化。これまたかなり美味しい…!
まるで濃厚なミルクティーのような「ホワイトチョコがけ紅茶」
150円。356kcal
続いては、定番の「紅茶バウム」にホワイトチョコレートがかかった「ホワイトチョコがけ紅茶」を実食。こちらはチョコレートがホワイトチョコになっています。甘いイメージの強いホワイトチョコレートですが、やっぱり全体的に甘さが立つ味わいなのか気になるところ。いざカットしてお皿に盛り付けます。まるで雪が積もったお菓子の家のようで、今の時期にぴったりな見た目です。
ミルクティーのような温かみを感じる色合い
味はといえば、紅茶の華やかな香りが鼻へ抜け、口の中でホワイトチョコが一体になることでミルキーな味わいがプラス。まるで濃いめに淹れたミルクティーを堪能しているよう。紅茶の風味がしっかり生かされていて、予想より甘すぎない大人の味わいに仕上がっていました。
見た目のかわいらしさは断トツ! 「ホワイトチョコがけいちご」
150円。361kcal
こちらも定番の”いちごバウム”にホワイトチョコレートがかかった特別仕様。いちごとホワイトチョコレートの組み合わせなんて、子どもから大人までテンションの上がる組み合わせですよね。パッケージを開けて改めて見てみると、ホワイトチョコの白色といちごバウムのピンク色のコントラストが可愛らしく、見た目からハートを撃ち抜かれます。
ホワイトチョコの白といちごのピンクでかわいらしい組み合わせ
ひと口食べてみると、いちごの甘い香りにホワイトチョコのミルキーな味わいが見事にマッチ。見た目だけでなく、味わいもどこか甘やかで可愛らしい感じで、予想通り、女性の支持を集めそうだと思いました。
レモンの爽やかさとアイシングの甘さのバランスが絶妙な「アイシングレモン」
150円。369kcal
最後は「アイシングレモン」を実食。今までのフレーバーと違い、チョコレートではなくアイシングで仕上げてあります。アイシングとは、粉砂糖に卵白などを混ぜて作る砂糖で作った衣のこと。よくクッキーにデコレーションとして使われているアレです。それをこちらはバウムに施してあるんですね。
レモンカラーの生地とほんのりイエローがかった色合いのアイシング
お皿に出してみると、見た目からレモン感たっぷり。バウムにかかっているアイシングもほんのり黄色に見えます。口にすると、レモンの爽やかな香りと味わいがふわっと広がったところをアイシングのなめらかな甘さが包み込んできます。爽やか&優しい味で、温めたミルクなどと一緒に食べたくなるひと品でした。
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どれも甲乙つけがたい美味しさでしたが、筆者は「チョコがけバナナ」が一番のお気に入りに。定番の組み合わせながら、甘く濃厚なバナナとほろ苦いチョコレートの味わいのバランスが秀逸すぎました…!
余談ですが、このチョコがけバウムシリーズをもっと美味しく食べる方法として、少しだけ電子レンジで温めるのもおすすめ。温かいバウムにとろけたチョコレートが絡んで、ふわふわでくちどけのよい味わいになるんです。ぜひ試してみてください。
(取材・文◎きなこ)