2022年に登場が予想される新型「MacBook Air」に関するウワサまとめ
Appleは2021年にMacBook ProとiMacという2つの新型Macを発表しました。これに続き、Appleは2022年に新しいMacBook Airをリリースするとウワサされており、どのようなデザインや構成になるのかをApple関連ニュースサイトの9to5Macがまとめています。
Here's everything we know so far about the 2022 MacBook Air - 9to5Mac
2021年に発表されたMacBook ProやiMacと同様に、2022年に発表される新型MacBook Airの最大の変更点のひとつは「デザインであると予想される」と9to5Macは報じています。Apple関連のリーク情報を取り扱うJon Prosser氏によると、新型MacBook Airはこれまでのテーパーボディからフラットデザインのボディに変更される可能性がある模様。
MacBook Airは2008年以最初のモデルが発売されて以来、前面がスリムで背面に行くにつれ厚くなっていくテーパーボディが採用されてきました。これにより、MacBook Airは実際よりもはるかに薄型のボディを持っているかのように感じられます。一方で、Prosser氏がリーク情報を基に作成した新型MacBook Airのレンダリング画像がコレ。Prosser氏は実際の画像に基づき作成したと主張しており、iPad ProやiPad Airに似たフラットデザインの筐体となっています。
Apple関連の著名アナリストであるミンチー・クオ氏は、2022年の新型MacBook Airが2021年に発表されたiMacと同じようなポップなパステルカラーが本体カラ―のラインナップに加えられると主張しています。この他、新しいMacBook AirではMacBookとしては初めて白いキーボードおよび白いベゼルが採用される可能性がウワサされており、これらはすべて24インチiMacと同じデザイン的な特徴です。
なお、9to5Macは「24インチiMacで見たように、誰もがカラフルな本体カラ―と白いベゼルを好きというわけでありません」と警告しています。
2022年モデルの新型MacBook AirはMacBook Proに採用されているM1 Pro/Maxではなく、M1の次世代チップとなる「M2」を採用することになると予想されています。ただし、M2はM1チップの後継モデルとなるため、M1 Pro/Maxほどのハイエンドチップにはならないと考えられています。
Bloombergの報道によると、M2チップはM1チップと同じCPUコア数であるものの、より高速に動作し、GPUのコア数は7/8コアから9/10コアに増加するとのこと。
M1チップには「1つの外部ディスプレイにしか接続できない」や「2つのThunderboltポート」といった制限が課せられていますが、M2チップでこれらの制限が緩和されるか否かは不明です。
2021年モデルのMacBook ProはミニLEDディスプレイ採用のLiquid Retina XDRをMacで初めて採用していますが、2022年のMacBook AirでもミニLEDディスプレイが採用される可能性が指摘されています。しかし、Apple独自の最大120Hzのリフレッシュレートに対応したProMotionテクノロジーには非対応となると報じられています。
そしてディスプレイ上部のノッチはMacBook Pro同様に採用されると一部のリーカーは主張しています。これにより、AppleはMacBook Airのベゼルを狭め、FaceTimeカメラをディスプレイ上部に搭載することが可能となります。
MacBook ProはHDMIポートやSDカードスロットを搭載していますが、2022年モデルのMacBook Airで同じように豊富なI/Oポートが採用されるとは限りません。2022年モデルのMacBook Airでは2つのThunderboltポートが搭載され、左右側面に1つずつ配置されると予想されています。
加えて、2021年モデルのiMacやMacBook Proに関する詳細かつ正確なリーク情報を報じたリーカーのDylandkt氏によると、2022年モデルのMacBook Airでは充電用のMagSafeが採用されるとのこと。
さらに、Prosser氏や一部のリーカーは2022年にAppleが「MacBook Air」というブランドを廃止する可能性があるとしています。これにより、「2022年モデルのMacBook Air」は単に「MacBook」と呼ばれることになると予想されています。
そして、この新しいMacBook Airは2022年半ばにリリースされると複数の情報源が予想しています。つまり、新型モデルはAppleが4月に開催するイベント、あるいは6月に開催するWWDCで発表される可能性が高いということになります。そして、価格は999ドル(約11万5000円:日本での販売価格は税込11万5280円から)から始まる現行モデルのMacBook Airよりもわずかに高くなると予想されていますが、これはミニLEDディスプレイ技術によるコスト増加が原因です。