ペーパーインテリア文具の「kamiterior(カミテリア)」を展開していたペーパリーが倒産

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 ペーパリー(株)(TDB企業コード:960173528、東京都新宿区早稲田鶴巻町520)は、11月4日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
 破産管財人は市川穣弁護士(東京都港区虎ノ門1-15-12、虎ノ門南法律事務所、電話03-3502-6456)。債権届け出期間は12月9日まで。

 当社は、1991年(平成3年)2月に設立された紙製文具・祝儀袋の製造・販売業者。「紙」と「インテリア」を融合した「kamiterior(カミテリア)」をコンセプトとして、従来の発想にない立体的なオリジナルブランドの紙製文具を開発、販売していた。まるめて使う立体型メモで楽器や動物など各シリーズを揃えた「ku・ru・ru」を主力に、立体型一筆箋「むすびん」、メモパッド「cobaco」、メモ帳「memottala」、など紙製文具のほか、「airflowseries」など紙製インテリアを販売。メディアなどに取り上げられるなど相応の知名度を有し、2015年3月期には年売上高約2億2000万円を計上していた。

 負債は調査中。