まるでボクシング? 退場処分に激昂したイタリア監督が審判に強烈フックお見舞いで騒然
カルピニャーノのアロシ監督が退場処分に激昂
イタリア7部相当のプリマ・カテゴリアで、退場処分となった監督が激昂して審判の顔面に強烈なパンチを食らわす事件が発生。
試合は中断となり、現地メディアも「脅迫的に審判に近づいた」と伝えている。
オレッジョ・カステッロ対カルピニャーノの一戦は、オレッジョ・カステッロが2-0とリードして迎えた後半途中、カルピニャーノのジオバンニ・アロシ監督が退場処分となった。
判定に激昂したアロシ監督は、アンドレア・フェリス主審に詰め寄り、激しく抗議したのち、強烈な右手パンチを顔面に見舞った。この暴力行為に会場は騒然。フェリス主審は痛みを堪えながらホイッスルを鳴らし、試合を中断させた。
イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」は、「ボクシングでは、ジャブやフックというフレーズがある。問題はジャブがグローブを着けたリング上ではなく、素手のサッカー上で繰り出されたことだ。アロシ監督はロッカールームに行く代わりに、脅迫的に審判に近づき、右手で顔を殴りつけた。かなり暴力的な攻撃だ」と、衝撃的な光景をレポート。また、スペイン紙「AS」は「退場で審判にフック」と見出しを打って報じている。
なお、試合はオレッジョ・カステッロの3-0勝利での決着という判断が下されたという。(Football ZONE web編集部)