新型コロナウイルスのワクチン接種について、広島県の湯崎知事は2回の接種後に感染した割合が3割強だったことを報告しました。

11日の広島県内の新規感染者は、広島市で59人、福山市で19人など、あわせて110人が発表されました。

全国知事会に出席した湯崎知事は、県が先月の感染者を分析したところワクチンの有効率は64%だったと報告しました。

(広島県 湯崎英彦知事)「逆に言うと3割強の人がブレークスルー感染を起こすということなんです ですからワクチンの接種が進んでも相当の数の人がブレークスルー感染を起こすことになる」

また湯崎知事はワクチン接種率を向上するため国に対して具体的な目標を設定することなどを求めました。