天気予報コーナーの序盤から乱入していた(画像は『Metro 2021年8月31日付「Dog looks like it’s walking on water after crashing weatherman’s report while WFH」』のスクリーンショット)

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カナダのニュース番組の天気予報コーナーに現れた犬は、飼い主の天気予報士が真面目に天気の解説を続ける中、終始おやつを催促していた。結果的に最初から最後まで画面に登場し続けた犬の姿に「可愛すぎる」など大反響のコメントが届いていると『Metro』などが伝えた。

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気象予報士のアンソニー・ファーネルさん(Anthony Farnell)は先月28日、カナダで放送されているニュース番組『Global Toronto』の天気予報コーナーに、自宅から生放送で出演した。

天気予報が始まると、薄暗い雲に覆われたトロントの街並みを背景に、週末にかけての天気の概要を話し始めるアンソニーさんが全画面で映し出された。その直後、アンソニーさんの愛犬でゴールデンドゥードルの“ストーム(Storm)”が画面下から現れた。ストームはアンソニーさんの顔を見上げており、どうやらおやつを要求しているようだ。

アンソニーさんはストームを気にすることなく天気予報を続けているが、時間ごとの天気の変化を画面に表示させる際に「ストームが建物の中でおやつをもらって、歩き回っていますね」とビル群の背景の上を歩くストームについてサラっと触れ、おやつを与えた。

おやつをもらえたストームは満足して立ち去るかと思いきや、画面上をウロウロと歩き続けている。画面には時間ごとの天気が表示されているが、ストームの姿が重なり一部表示が見えなくなっていた。

そんなこともお構いなしに自由に歩き回るストームを横目にしながらも、アンソニーさんは何事も起きていないかのようにいつも通り天気予報を続ける。

続けて大型ハリケーン“アイダ(Ida)”の予想進路を伝えたアンソニーさんは、進路を指差しながら解説している。この動きを見てストームはまたおやつをもらえると勘違いしたのか、アンソニーさんを追いかけ始めた。アンソニーさんが画面外に出ても、ストームは画面上に残ったままおやつを催促している。

およそ1分間にわたって、ストームは解説を行うアンソニーさんを見つめ続け、“おやつが欲しい”という意思を主張した。構わず解説を続けていたアンソニーさんだったが、その強すぎる意思に負けて画面外からおやつを放り投げ、再びストームにおやつを与えた。

結果的に最初から最後まで天気予報コーナーに乱入して出演してしまったストームの姿を同番組がYouTubeに投稿すると、今月2日の時点で42万回以上も再生されるほど大反響を呼び、以下のようなコメントが届いた。

「本当に可愛いし、マナーの良い犬だね!」
「本当に面白い放送だったよ」
「全てのニュース番組で犬を登場させるべきだね」
「まるで犬がいないかのように振舞う天気予報士が面白いし、無視されても吠えなかったストームはすごい」
「可愛すぎる犬のせいで、全然天気予報を覚えてないよ」

ちなみにストームは10年前にも、アンソニーさんが天気予報中に司会のキャスターの隣からひょっこりと現れて話題を呼んでいた。

画像は『Metro 2021年8月31日付「Dog looks like it’s walking on water after crashing weatherman’s report while WFH」』『The Big Lead 2021年8月31日付「Canadian Weather Dog Makes For Very Adorable Broadcast」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)