森山未来

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 7月23日に行われた東京オリンピックの開会式。式の中で披露した、森山未來のコロナ犠牲者に捧げるダンスパフォーマンスが話題を呼んでいる。

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「白を基調とした衣装で、祈りを込めて舞う森山さんのダンスはSNS上でも絶賛の声が相次ぎました。俳優のイメージが強いので、開会式のパフォーマンスに驚いた視聴者もいたようです。2013年から1年間、文化庁の文化交流使として海外に滞在して活動するなど、ダンサーとしての評価も高いですね」(スポーツ紙記者)

 世界中を感動させた森山だが、現在力を入れているユニットは苦戦しているようだ。

「森山さんはFoorinの『パプリカ』や米津玄師さんの振り付けも担当する辻本知彦さんと、ユニット『きゅうかくうしお』を2010年に立ち上げました。千葉県南房総にはメンバーが山林を購入して作った舞台があり、昨年は同所でのパフォーマンスを公式YouTubeでも公開していました。

 しかし、チャンネルは2018年に開設されたものの、登録者数は1650人(7月29日現在)。開会式を彷彿とさせる『地鎮パフォーマンス』の動画は3500回再生程度と実力派ダンサーがそろったユニットとしては、少々寂しい再生回数となっています」(ネットニュース編集者)

表立って活動をアピールしていない

『地鎮パフォーマンス』動画が公開された直後の昨年9月には、森山の現在の活動に密着した『情熱大陸』(TBS系)の放送もあっただけに、大きな反響を呼びそうなものだが――。

「『きゅうかくうしお』の動画の説明文には森山未來さんのユニットであることは明記されていますが、動画のタイトルやサムネイルだけで森山さんが関わっているかがわかりづらい上、検索で引っかかりやすくするタグをつけていない。そのためYouTube内で“森山未來”と検索しても、上位に表示されないんですよね。

 また森山さんは、インスタグラムをやっているものの、プロフィール部分などに『きゅうかくうしお』のリンクを貼ったり、紹介文は書いていません。ウィキペディアでもリンクが貼られていないので、正式なユニット名を知らないと公式チャンネルに辿りつきづらいのが、アクセス数が伸びない最大の要因でしょう」(同・ネットニュース編集者)

 公式チャンネルで、森山の名前を前面に押し出さない理由について『きゅうかくうしお』に質問状を送ったが、期日までに返答はなかった。

 彼の素晴らしいパフォーマンスを、1人でも多くの人に知ってもらえるといいのだけど……。