「結婚したいなら理想を下げるな」カウンセラーがすすめる妥協しない婚活
「結婚」というゴールははっきりしていても、なかなかそこまで一直線とはいかず、人によっては長い時間をかけても良縁に巡り合えずに悩んでしまいがちなのが婚活です。
こういう時、周囲から言われたり、ネットなどで目に入ってきやすいのが「理想が高すぎなんじゃない?」という意見。「たしかに結婚はしたい。でも結婚って一生のこと。簡単に妥協してしまっていいのだろうか?」ということで、「理想と現実のどこに落としどころを見つけるか」という難しい問いに直面することに。
■「理想が高すぎて結婚できない」は本当か?
高望みしていてはいつまでたっても相手が見つからない。少し理想を下げないと。
婚活をしている人の多くが頭を悩ませるこの問題に、「NO」と答えるのが『結局、理想を下げない女が選ばれる』(フォレスト出版刊)の著者でアラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーの伊藤友美さんです。
「こんな人と結婚したい」という理想は誰にでもあるもの。でも、その理想の人が自分を選んでくれるとは限りません。だからこそ「少し条件を下げて」ということになるわけですが、妥協した結果、
「この人なら自分を選んでくれるかも」という目線で婚活をすると、痛い目に遭うのはこちらなんです。(P29)
と伊藤さんは言います。
この(程度の)人なら(こんな私でも)結婚してくれるかも、というやましい気持ちで付き合っていると、その本音は口に出さずとも相手には伝わってしまうもの。その結果「理想を下げたにもかかわらず、選ばれず結婚もできない」となると、自己肯定感がぐらついてしまいます。それがその後の婚活にも影響を与えてしまう可能性も。
だからこそ「選ばれたいなら絶対に理想を下げてはいけない」が伊藤さんの意見なのです。
■理想を下げる前にできることがある
同様に、婚活がうまくいっていない人が悩みがちなのが「理想の人には選ばれないのに、どうでもいい人にはやたら好かれる」という問題。伊藤さんによると、これには二つの原因があるといいます。
一つは自分自身が「自分は好きな人からは愛されない」と信じ込んでしまっていること。もう一つは「好きな人の前では自分を出せず、どうでもいい人の前では自分全開!」をやってしまっていることです。
この二つは別個の理由のようでいて、実はつながっています。好きな人の前で自分を出せないのは、「本当の自分は愛される価値がない」という思いがどこかにあるから。だからこそ、自分が理想として掲げているような人には愛されないという思い込みが生まれてしまうのでしょう。
一方で、最初から結婚相手としては外れているような相手からは、嫌われようがどうなろうが構わないから自分を出せる。それが相手からは好ましく映って好かれる。これが「理想の人には選ばれないのに、どうでもいい人にはやたら好かれる」の正体です。
だとしたら、婚活を成功させるための第一歩は、理想を下げることではなく「自分には愛される価値がある」と気づくこと。ホンネで生きても愛されることがわかれば、婚活の結果も変わるはずです。
◇
理想を下げて妥協しなくても婚活はうまくいく。
自身も失敗を繰り返しながら理想の相手を見つけた伊藤さんは、本書で体験談やカウンセラーとしての経験談を交えてこんなメッセージを伝えています。
やるべきことは自分が愛されるべき存在だと気づくこと。そして「いい人でいたい(嫌われたくない)」気持ちを封印すること。それができてから本書を読むと、さらに大きな気づきが待っているはずです。
(新刊JP編集部)
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「こんな人と結婚したい」という理想は誰にでもあるもの。でも、その理想の人が自分を選んでくれるとは限りません。だからこそ「少し条件を下げて」ということになるわけですが、妥協した結果、
「この人なら自分を選んでくれるかも」という目線で婚活をすると、痛い目に遭うのはこちらなんです。(P29)
と伊藤さんは言います。
この(程度の)人なら(こんな私でも)結婚してくれるかも、というやましい気持ちで付き合っていると、その本音は口に出さずとも相手には伝わってしまうもの。その結果「理想を下げたにもかかわらず、選ばれず結婚もできない」となると、自己肯定感がぐらついてしまいます。それがその後の婚活にも影響を与えてしまう可能性も。
だからこそ「選ばれたいなら絶対に理想を下げてはいけない」が伊藤さんの意見なのです。
■理想を下げる前にできることがある
同様に、婚活がうまくいっていない人が悩みがちなのが「理想の人には選ばれないのに、どうでもいい人にはやたら好かれる」という問題。伊藤さんによると、これには二つの原因があるといいます。
一つは自分自身が「自分は好きな人からは愛されない」と信じ込んでしまっていること。もう一つは「好きな人の前では自分を出せず、どうでもいい人の前では自分全開!」をやってしまっていることです。
この二つは別個の理由のようでいて、実はつながっています。好きな人の前で自分を出せないのは、「本当の自分は愛される価値がない」という思いがどこかにあるから。だからこそ、自分が理想として掲げているような人には愛されないという思い込みが生まれてしまうのでしょう。
一方で、最初から結婚相手としては外れているような相手からは、嫌われようがどうなろうが構わないから自分を出せる。それが相手からは好ましく映って好かれる。これが「理想の人には選ばれないのに、どうでもいい人にはやたら好かれる」の正体です。
だとしたら、婚活を成功させるための第一歩は、理想を下げることではなく「自分には愛される価値がある」と気づくこと。ホンネで生きても愛されることがわかれば、婚活の結果も変わるはずです。
◇
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やるべきことは自分が愛されるべき存在だと気づくこと。そして「いい人でいたい(嫌われたくない)」気持ちを封印すること。それができてから本書を読むと、さらに大きな気づきが待っているはずです。
(新刊JP編集部)
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