津田寛治『特捜9』の感動演出でファン歓喜! それでも絶望的な「次回の続投」
「本当に大切にしていきたい作品だなと強く思いました」
【写真】津田寛治を直撃! キャップに黒マスクでも伝わるオーラ
6月下旬、『特捜9 season4』(テレビ朝日系)の撮影が終わり、主演の井ノ原快彦が思いを口にした。迎えた30日の最終回では、ファン感動の演出が。
最終回で津田が復帰するも……
「津田寛治(55)さんが演じる村瀬健吾が第3話で刺されて重傷を負いましたが、リハビリを経て復帰。羽田美智子さんが演じる小宮山志保と結婚するという大団円です。ネットには《おめでとう!!》《号泣〜》と祝福の声があふれ、“むらこみ結婚”がツイッターでトレンド入りしました」(テレビ誌ライター)
羽田はブログで《またこのメンバーで会えますように、、、》とあふれる気持ちを吐露。共演した山田裕貴や田口浩正も、ツイッターで続編に期待を込めた言葉を発した。
「全話2ケタの視聴率を記録した人気シリーズなので、このままのキャストで続けるのが普通です。でも、津田さんが次のシーズンも出演するかどうかはわかりませんね……」(制作会社関係者)
津田はこれまで、幾度となく降板が噂されてきた。
「『特捜9』は『警視庁捜査一課9係』の後継シリーズ。渡瀬恒彦さんの死で井ノ原さんがバトンを継ぎましたが、ベテランのスタッフが次々とはずされることに一部キャストが反発。津田さんは渡瀬さんに心酔していましたから、今の体制を快く思っていないのでしょう」(スポーツ紙記者)
本来は第3話で刺されたままフェードアウトし、最終回まで出演しないはずだった。
「制作側の強い要望で、毎週1シーンだけでも出演をしてもらうことに。最終回では村瀬の去就をうやむやにしていましたが、もともと降板は確定していたので覆らないかと……」(前出・制作会社関係者)
『特捜9』のピンチは津田だけじゃなかった
主要キャストの流出は、作品の存続にも関わってくる。『9係』時代の助監督たちを監督に昇進させる動きもあるようだが、話は容易ではない。
「それでも津田さんは納得しておらず、慰留は絶望的な状況です……。続投させるためには、新シーズンの顔合わせが行われる来年2月までに何とか説得する必要がありますね」(同・制作会社関係者)
変わらない意思を反映するかのように、最終回でも村瀬は車いすに座ったままで本格的な捜査復帰は難しい状態。加えて、小宮山と結婚したことでこんな反応が。
「“村瀬・小宮山のつかず離れずの関係性が楽しみだった”と、ひと区切りついてしまったことを残念がる人も。また、警察には“夫婦で同じ部署に所属できない”という不文律もあって、村瀬が特捜班を離れるという展開はありえます。仮に続投するとしても、レギュラーではなく特別出演のような形になるでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
続編の計画には、ほかにも問題が浮上している。
「'06 年に放送が始まった『9係』から今シーズンまで、ずっとV6が主題歌を歌ってきたのですが、グループは今年の11月で解散。新シーズンの主題歌は誰が歌うのか……」(前出・スポーツ紙記者)
津田の去就についてテレビ朝日に問い合わせたが、期日までに返答はなかった。
クランクアップの際、「誰ひとり欠けずにやってきたからこそできた絆であり、ほかのどんなメンバーでも無理だった」と熱いコメントを寄せていた津田。このまま1人も欠けることなく、新シーズンを迎えてほしい!